読者会から
2025年05月30日|カテゴリー:読者会から
広島読者会 5月31日(土)14時~準備、15時~17時「抵抗のジャーナリスト青木理さんとの読者会」、広島市中区袋町ひとまちプラザ北館5階研修室C。5月は青木さんと文聖姫・本誌発行人との対談で開催。参加費無料(カンパ1000円程度ご協力を)。多数の参加を待っています。4月は9人参加。▼1515号論考「朝鮮高校生は人質なのか 無償化適用の除外差別をみて」考えられない差別。▼1517号論考「『週刊金曜日』が生き延びる9の提言」全くその通り。同号「ノーベル平和賞受賞の陰で変わっていく広島の平和教育」副教材から『はだしのゲン』を外しながら一方では「教育勅語もいいところがある」とするなど、松井一實市政の平和教育の変質が顕著になってきている。過去にどうして戦争になったかを考えなくてはいけない。▼メディアにトランプの批判はあるけれど安倍晋三の批判がないのはなぜか。▼1518号アンテナ「ヘイト議員罷り通る状況に警鐘」杉田水脈だけではない。参議院選挙があるのだから騙されないようにしよう。問合せ(090・8066・9943ウエスギ)
東海読者会 5月31日(土)18時~20時、イーブルなごや1階第3集会室。参加費500円。4月は5人参加。▼5月課題は参院選争点。物価高など国民生活の困窮対策は「(消費税)減税」でか「財源裏付け政策」か。減税派は「国民、れいわ、自民旧安倍(高市)派、(最近)立民」か。財源派は「石破政権自民森山執行部、共産、維新、社民」か。財源派だった共産、社民、維新の埋没はなぜか。問合せ(090・7851・7698、my10111011@docomo.ne.jp矢野)
新宿・渋谷読者会 5月31日(土)19時~、都内某所。本誌直近数誌のご持参を。参加希望者は前日までにご連絡ください。▼ここ数年、本誌はいつも指圧店の近所の書店でチェックしていたが、先月末「廃業」のビラが貼ってあり愕然。店頭に備品が「ご自由にどうぞ」と並べられていたので、電気ポットを失敬する。時代の隆盛と言えばそれまでだが、知人に知らせると「国内書店業界の余命はこの数年ではないか」と。毎日平均1店舗が廃業している日本の書店業。今月のお題は「選挙」にしようと思っていたが「本屋」に変更。今月の課題図書は飯田一史著『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』。問合せ(090・1779・0987藤萬/19時以降・非通知不可)
噴火湾読者会 6月7日(土)14時~、室蘭市水元町27―1、Y棟前集合。5月は4人。新入会やお試し参加者を募集中。▼1518号「暉峻淑子さんインタビュー」に讃辞多し。著書に学んだ思い出、現在も地域に貢献する姿に励まされたなど。「承認と参加」を自分たちも実践しよう。同号の内田樹コラム「凱風快晴」トランプとフェデラリストについて。反連邦的振る舞いの実態は自身の権力増大のため、という見立てに納得。▼1519号「象徴天皇制を問う」太田昌国氏の論考に考えさせられたとの声。王権と人権から女性天皇や女系天皇が論じられる必要がある。日本が行なった植民地支配の責任問題も残されている。▼ベトナムを訪問した石破茂首相は、戦前の支配とベトナム戦争出撃の基地加担を償う機会を逸してしまった。日本が国際社会で名誉ある地位を占めるには、まだ日がかかりそうだ。問合せ(080・4320・3521、qze17450@nifty.com)
小樽読者会 4月は6人。本誌の誌面が大きくなり読みやすくなったと好評。4月19日に行なわれた札幌地下街での「憲法と暮らし」フェスの報告。自衛隊の名簿提供に関するシールアンケートでは知らない人がけっこういたことがうかがえた。小樽市ではみらい会派の市議が紙媒体で提供すべきと意見。今のところ市は、抵抗を覚える市民もいるので閲覧という対応をしている、慎重な判断が必要と答えている。私たちの抵抗と市の姿勢への応援を伝える必要を感じた。クルド人への嫌悪をあおり、河合悠祐・埼玉県戸田市議がトップ当選していた記事に愕然。立花孝志に同調する人たちといい、民主主義が壊れていく、ヒューマニティが失われていくと思いやられる。問合せ(090・2073・8962沖山)
北大阪読者会with you 4月は5人。▼1517号書評『被害者姫』の「受動的攻撃」は女性に多く、本会参加の女性読者の周りにも自分の意見をまったく言わず、自己防衛に徹している人が。同号「尹錫悦罷免」韓国の民主主義の成熟さを思い知ったと同時に日本で報道された内容については認識の低さを嘆く次第。▼1518号「風速計」台湾は中国の一部であると日本も米国も認めているにもかかわらず、それに触れることなく首を突っ込もうとする日本の無謀さを気づかせてくれた。同号「暉峻淑子さんインタビュー」たいへん参考に。30年以上前に出版された『豊かさとは何か』はバブルで浮かれているときに警笛を鳴らした書籍であるが彼女の主張は今も変わっていないし、さらに進んだ日本の貧困さを認識。問合せ(072・655・5415サポートユニオン内)
倉敷読者会 4月は13人。3月11日に狭山事件・冤罪被害者の石川一雄さんが亡くなった(享年86)。黒川みどり著『被差別部落に生まれて』を読んだ会員からの報告を受け討論。石川さんは支援団体の支えもあり、獄中で猛勉強。その成果が1974年の1時間にもおよぶ被告人最終意見陳述につながっている。書籍で15ページにもなる陳述書で石川さんは指摘する。国家権力こそ部落差別の元凶であること。自分が権力の生け贄になったこと。法律は中立ではなく警察・検察が第一優先的であること。死刑判決を下した判事を含め加害者としての国家権力に何らかの制裁を加えるべきこと。「狭山事件は被差別部落を利用した権力犯罪にほかならない。石川さんのたたかいに心からご苦労さまでしたと言いたい」「権力犯罪といえば大逆事件がある。本年10月、岡山県井原市で全国サミットが開かれる。みんなで参加しよう」などの意見が出た。問合せ(horiissm123@outlook,jp堀井)