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ジェンダー情報

【国会】参議院予算委員会で蓮舫議員が憲法24条について質問 10月5日

 参議院予算委員会で5日、民進党の蓮舫議員が憲法24条について質問した。同議員は「憲法24条によって夫婦は同等の権利を有することを基本と規定をされた。1947年の民法改正によって家制度が廃止をされ、ようやく男女平等が徹底された。そこにあえて家族を新設することは、むしろ昔の時代に戻るのではないかという懸念を覚える」と質問。安倍晋三首相は、「家族は社会の基礎をなす固まりであり、個人の生活のベースとなる大切なもの。(略)これからの家族は、子育てや介護など多様なライフスタイルの下で、誰もがその能力を存分に発揮できるような関係としてあり続けることが望ましいが(略)我が党で議論を重ねた上、お示しをしているのが現在の草案。この草案がいいか悪いか、正しいかどうか、国民投票に付すかどうかについては、憲法審査会において議論していただくのがふさわしい」と答弁した。
 蓮舫議員が「重んじるべきは立憲主義の本質でもある個人の尊重だ」と主張したのに対し、首相は「個人の尊重についてはそのとおりだ。一方、我が党としては、家族の価値の重要性について認識を示している」と答えたため、議員は「家族の価値とか重要性は大事で、否定していない。支え合うし、助け合うし、その基礎的単位とは思うが、これは道徳的概念だ。国民が権力を縛る憲法に、国民に義務を課すものではない。憲法に義務規定を載せるのに違和感を覚える。家族が支え合うべきと規定することによって、これまで国家が担ってきた社会福祉や公的扶助を家族でやれという流れになるのではないかと心配している」と反論した。

【国会】安倍首相 「慰安婦」へのお詫びの手紙は「毛頭考えていない」発言 10月3日

 衆議院予算委員会で3日、民進党の小川淳也議員が「慰安婦」問題について、「韓国政府から、安倍首相からのお詫びの手紙を求めるということがあるようだが、現時点でどう考えるか」と質問したのに対し、安倍晋三首相は「(お詫びの手紙は)合意内容の外で、われわれ、毛頭考えていない」と答えた。

【インフォメーション】

◆10月22日(土)14:00~17:00
▼24条から考える自民党改憲草案
▼報告:吉田容子(弁護士)
▼会場:東本願寺しんらん交流館・会議室(京都駅)
▼資料代:200円
▼主催:戦争アカン!京都おんなのレッドアクション
URL・https://article24campaign.wordpress.com/