創刊22周年記念号

特集 沖縄

沖縄県名護市辺野古への新基地建設計画をめぐり、石井啓一国土交通相は10月27日、辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事の処分の効力停止を決めた。これにより沖縄防衛局は29日、「本体工事」に形式上着手した。
一方、新基地建設阻止に向けて活動する県議会与党や市民団体、経済界の一部は、各団体を網羅した新組織「オール沖縄県民会議(仮称)」を設立することを決めた。早ければ11月中に新組織を設立する。
日本政府いや「本土」と沖縄県の対立はいっそう深まっている。私たちは沖縄をわかっているのか。沖縄についてどのように考え、どう行動すべきなのか----いま私たちの根本が問われている。

  • 沖縄とヘイト・スピーチ
    安田浩一
  • 非暴力行動主義で県民運動を支える
    翁長知事のもとに結集する沖縄県民の怒り
    山城博治

    沖縄平和運動センター議長の山城博治さんは、辺野古・キャンプ・シュワブのゲート前抗議行動を指揮し続けている。悪性リンパ腫を発症しても、体調に配慮しながら最前線の現場へと通う日々が続く。いまの思いを語っていただく。

  • 辺野古最新ルポ 騒然とする米軍ゲート前 怒り頂点へ
    「埋め立て着手」は嘘 県民は蛮行を許さない
    渡瀬夏彦

    10月末、本体工事着工とか埋め立て工事着手という報道があふれたが、厳密に言えば間違いである。政府による「既成事実化」の宣伝戦略にすぎず、沖縄県民は屈していない。

  • 民主主義を守る 沖縄に向き合う
    写真・文/初沢亜利

    私たちは、勝手な思い込みで沖縄を知った気になっていないだろうか。美しい風景のなか、知らず知らずのうちに目を背けてきた部分まで見つめ、沖縄を知ってゆく。

  • 沖縄2紙の主張に耳を澄ます
    『沖縄タイムス』 変わる沖縄 変わらぬ政府
    崎濱秀光
    『琉球新報』 民主国家としての品格を問う
    潮平芳和

    沖縄には戦後10以上の新聞があったが、残っているのは『沖縄タイムス』『琉球新報』の2紙だけだ。自民党の長尾敬衆議院議員(比例近畿)は「タイムスと新報の牙城の中で沖縄世論のゆがみ方がある」(党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」、6月25日)などと述べたが、妄言もはなはだしい。民衆の側に立った報道に徹してきたから支持されているのだ。

  • “市民としての不服従”をつらぬく高江
    沖縄の民意を棄却し続けてきた日本政府に
    阿部小涼

    日本政府が沖縄に対し行なってきた基地反対民意の棄却、あるいは無視の数々は、沖縄の人権を否定する行為だ。機能不全に陥った民主主義下の市民の責務とは何か。

  • 沖縄の思いを知るための21冊
    選/宮城一春

    沖縄と「本土」、それぞれの思いが充分に融合しているとはいえないいま、「沖縄の思い」を知るのに有効なのが読書だ。沖縄本書評家である宮城一春さんにセレクトしてもらった。

  • 満腹の情景第46回
    森が飲み込む棚田の記憶 写真・文 木村 聡
  • 駆逐艦の人工島沖航行は「出来レース」だ 田岡俊次
  • 連載 「慰安婦」報道と『産経新聞』2  歪曲
    言葉の順番変え印象操作する久保田るり子編集委員 植村 隆
  • 採用と引きかえに就活女子大生に性的関係を強要
    トヨタ系列企業幹部によるセクハラ事件 成田俊一
  • パソナ街宣差止訴訟で注目集まる?政商の闇? 高橋清隆
  • 安倍「エリート育成」改革(下)
    公教育に学習塾も参入 子どもたちの悲鳴が聞こえる 平舘英明
  • 連載 あしたがあるさ!当事者主権の胎動 3
    農家に再生可能エネルギーを! 大津愛梨さん 金子 勝
  • 【健康】米大手化粧品会社のマニキュアに環境ホルモン
    妊娠中の使用で子どもの生活習慣病リスク増大!? 植田武智
  • 風速計
    国土破壊するリニア中央新幹線 本多勝一

週刊金曜日ちゃんねる

購入

  • amazon
  • Fujisan
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング
  • 定期購読

ページトップに戻る