東日本大震災から4年

東電福島第一原発事件は終わっていない

東日本大震災から3月11日で丸4年を迎える。東京電力福島第一原発の破局的な事故を引き起こした政府や電力会社の犯罪性を考えると、やはり「事件」と呼ぶのがふさわしい。あの日を境に暮らしが一変した人々に手を差し伸べるのが最優先のはずなのに、安倍晋三政権はなにをしているのか。

  • 日本の原発がテロリストの標的になる日
    再稼働にむけてあの手この手の産業界と高まる原発テロ不安
    横田一+編集部
  • 小出裕章・京大原子炉実験所助教に聞く
    住民に中間貯蔵を引き受けさせてはいけない

    京都大学原子炉実験所(大阪府・熊取町)の小出裕章助教(65歳)が3月で定年退職する。41年間、原発の危険を訴え続け、その終盤、ついに破局事故が起きた。福島第一原発の事故対策や研究生活への思いなどを聞いた。

  • 対談 加藤登紀子×坂田雅子
    わたしたちの、終わらない旅――「核」をめぐる対話

    3月7日公開の映画『わたしの、終わらない旅』で核の問題に迫った映画監督の坂田雅子。歌手としての半世紀をアルバム『終わりなき歌』に込めた加藤登紀子。二人は「3・11」以降、福島・飯舘村でも同じ時を過ごし、交流を深めた。その体験から、対話は始まる。

  • 写真ルポ

    飯舘村 分裂させられた人々
    写真・文 豊田直巳

    福島県飯舘村は、大半が福島第一原発から30キロメートル圏外にあるため避難が大幅に遅れた。放射能によって、住民が分裂させられた嘆きは深い。

1945年3月10日東京大空襲

  • 写真が語り継ぐ 東京大空襲 早乙女勝元
  • 防衛省の「文民統制」は破壊されるのか 田岡俊次
  • 軍人に作戦運用の全権を任せるな 小池清彦
  • 緊急対談 階 猛 民主党議員 × 中島岳志 本誌編集委員
    開きなおるNHK籾井会長の“恫喝”に屈しないために
  • 連載 「戦後」の墓碑銘 14
    桑田佳祐氏とともに闘う手段を見つけ出す 白井 聡
  • 継続中! 英『サン』紙ヌード廃止論争
    「おっぱいはニュースじゃない」 馬場千奈津
  • 号令一下の行進練習は何のため?
    自衛隊駐屯地で都立大島高校が防災訓練 永野厚男
  • 連載 1★9★3★7
    『時間』はなぜ消されたのか 6 辺見 庸
  • 連 載  草の根歯医者のひとりごと 9
    「その人らしさ」は口から高齢者の口腔ケアの重要性 岡田弥生

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