辺見庸インタビュー 『眼の海』をめぐる思索と想念  むき出しにされたこの国の真景

大地震、巨大津波、原発放射能汚染。「二〇一一年三月一一日」を契機に綴られた言葉は数多くある。が、この詩篇ほど死者と向き合い、正気と狂気の間にたゆたう時代の虚実をあらわにしたものがあるだろうか。詩集『眼の海』をめぐる思索と想念が語られる。

■瀕死の野田民主党政権 2012年政局シミュレーション 6月にも「消費税解散」か小谷 洋之消費税増税論議で幕を開けた二〇一二年の政局。政権公約を果たせず、国民の期待を裏切り続ける野田民主党政権は瀕死の状態だ。四月には小沢一郎・民主党元代表への判決もあり、激動の可能性を孕む。民主党崩壊の兆しもある今年の政局を予測する。■阪神・淡路大震災から17年 いつか幸せと思える日がきっとくる粟野 仁雄阪神・淡路大震災から1月17日で17年。2000年に震災を忘れまいとメモリアルモニュメントとして神戸市東遊園地で灯された「1・17希望の灯り」が分灯され、昨年12月に岩手県陸前高田市へ運ばれた。戦後最悪と言われた大震災の経験者がいま東日本大震災の被災者に思いを寄せる。

  • 新春対談 清武英利×佐高信 会社に逆らうとはどういうことか東京読売巨人軍のコーチ人事に介入した渡邉恒雄読売新聞会長に反旗を翻した清武英利前巨人軍GM(ゼネラルマネージャー)兼オーナー代行。読売新聞社・巨人軍と清武氏個人の双方が提訴しあう事態となっている。組織のトップに逆らうとはどういうことか。『逆命利君』で会社組織に立ち向かった住友商事の鈴木朗夫氏を描いた佐高信本誌編集委員と語った。
  • 金正日総書記死去直前の平壌ルポ 着実に進んでいた金正恩後継体制 写真・文 伊藤孝司昨年一二月一七日に朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の金正日総書記が急逝。金正恩氏を最高指導者とする新体制がスタートした。以前から進められていた金正恩体制への足場固めを報告する。
  • 廣瀬純の生の最小回路 34運動と政党、その齟齬と連動
  • 福島便り 1 我が家の豊かさはすべて失われた 境野米子福島の里山で暮らす境野さんのおうちも、放射能に汚染されてしまいました。3・11後の境野さんの暮らしを伝えます。
  • 連載 飲水思源 第2回 後輩・渡邉恒雄と氏家齊一郎 佐高信「カネは銀行にいくらでもある」。ときに周囲の反対を押し切ってでも、徳間康快は多くの文化作品に投資した。その代表が宮崎駿のアニメーション映画だ。しかし、スタジオジブリと読売グループの関係も深まっていった。
  • 満腹の情景 第2回 植物工場という農地 写真・文 木村 聡
  • 購入・運用の総費用は一兆六〇〇〇億円 未完成F35選定の理由は敵基地攻撃か 半田 滋

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