イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

読者会から

京都読者の会

1月10日(火)18時~、ウィングス京都(阪急烏丸駅または市営地下鉄烏丸御池駅)。▼緊急事態条項に関連して。1945年春『戒厳令概説』(鵜飼信成著)が刊行された。戦時体制を知るための手がかりだ▼東京大学医学図書館には満洲医科大の紀要がある。731部隊の北野政次軍医少将も執筆している▼東大総合図書館にある文献によれば、軍法会議では事実上の弁護人抜き裁判もできたそうだ。

みやぎ読者会

1月11日(水)19時~21時、「賢治の広場」(仙台市青葉区一番町1-12-20 ライオンズマンション一番町201)。会場費200円。フリートーク。11月は金曜日刊『日本会議と神社本庁』を参考に戦後の流れと右派宗教の争点を紹介。12月は、自由討論の中で個人情報管理と監視が話題の中心に。問合せ(090・2023・5155里見)

川越・ふじみ野読者会

1月14日(土)18時~20時、ウエスタ川越2階活動室5(川越市新宿町1-17-17、川越駅西口5分)。会場が変わります。過去の誌面の感想とフリートーク、良かった映画、本などについても。定期購読者でなくても歓迎。図書館で読んでる方も参加されています。12月は11人が参加。いつものように、参加者のトークが始まったところで、小林和子本誌編集長が参加。いつもと同じように皆さんが意見や感想を述べ、誰もまったく気づかないままほぼ一巡。編集長が自己紹介されて一同びっくり。編集長の話からは、ひとつの記事やインタビューにもいろいろ裏話があり、誌面作りの苦労についてうかがい知ることができました。二次会にもご参加いただき、有意義な読者会となりました。ほかには誌面とは関係ありませんが、『アエラ』を読んでいる参加者から最近の記事がひどい、とくに「自衛隊『コストと実力』」という特集がひどかったとのこと。また原発コストの負担「過去分」とは何事か、しかも原発のない沖縄の人たちにも負担させるのか、と怒りの声。映画『遺伝子組み換えルーレット』を生活クラブのイベントで見たという子育て中の女性の感想も。元編集者で、エスペランチストの方からは長谷川テルの記事を本誌で読めるとは思わなかったと、関連する書籍を持参してくださいました。問合せ(Mail・ysakumi1031@gmail.com 090・8179・0268サクミ)

室蘭読者会

1月14日(土)(定例の第1土曜日でないので注意)18時半~、室蘭市中小企業センター。1月例会は新しい年をどう見通すかを考えます。後年の歴史書に、今の時代がどう記録されるかというマクロの視点が必要です。もしかすると、市民の動きは公的記録に残らないかもしれません。口伝えで記憶しておく必要があります。▼12月例会は多岐にわたる話題で、1年を振り返りました。政治への諦めと目先の安定が内閣支持率を支える構造、過剰な中立要求が若者から政治性を奪う仕組み、多極的なアジア外交の再検討、女子会憲法論議の軽さへの違和、市民活動同士の間合いの難しさなど、悩ましくもだえた議論でした。問合せ(0143・22・4714増岡)

本年も厳しい情勢の年となってしまいましたが、各地の読者会からの活発な議論に希望が見えると思います。来年もよろしくお願い申し上げます。
(読者会担当・原田)