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ついに石垣島の陸自駐屯地開設、ミサイル搬入も強行
住民ら集会、デモで抗議
西村仁美・ルポライター|2023年4月4日7:00AM
抗議を市や警察が排除
翌5日には、石垣港の離島旅客ターミナルに隣接する待機場からミサイル発射機などを含む車両約150台が駐屯地に搬入された。これに対して同日は早朝5時から市民連絡会の呼びかけに応じる形で住民など約30人が待機場ゲート前に集結。車両運び出しへの抗議のほか、本土からの観光客に向けた訴えも行なった。しかしゲート前には石垣市の職員が立ち塞がり、最終的には沖縄県警の警察官が住民らを排除したうえで、自衛官らが車両を誘導した。
駐屯地では同日午前に車両の搬入が2回に分けて実施されたが、門番の自衛官2人は小銃などを装備していた(宮古島の駐屯地では昨年4月に門番の小銃携帯が始まっている)。
同日の午後に市内で行なわれた集会では、同島で16年に陸自配備の説明会が開かれた後から反対運動を続けてきた「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」会長の山里節子さん(85歳)が仲間たち10人とともに登場。ついに自衛隊が来てしまったことを嘆きつつも不屈の精神で闘いの継続を訴える「とぅばらーま」(八重山民謡)を即興の歌詞で披露した。その後、観光客向けの店や宿などが集まることで知られる石垣市街中心部の「730交差点」などを行くデモも行なわれ、参加した約200人が手製のプラカードやメッセージ入りの布などを掲げて「石垣島にミサイル基地いらない」「対話と外交で平和を」と声を上げた。
ミサイル搬入後の22日には石垣市や沖縄防衛局などの協力で住民説明会が約4年ぶりに開かれたが、市民連絡会はこの説明会に対し、自由な質問、市民の不安や疑問への回答が期待できないなどとして不参加を表明。嶺井さんは「田舎の問題と思わないでほしい。島だけではなく沖縄、そして日本全体で、この問題を考えるようになれば今回のような住民の意向を無視した政治、問答無用のやり方はできなくなるはずだ」と集会で訴えた。今後は4月2日に駐屯地の開設記念行事が予定されている。
(『週刊金曜日』2023年3月31日号)
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