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コロナ禍の「さようなら原発」首都圏集会 
日比谷野音に約1300人

本田雅和|2020年10月20日5:02PM

【都心「サイレントデモ」も開催】

デモの先頭を歩く(右から)佐高信、落合恵子、鎌田慧の各氏。(撮影/本田雅和)

日比谷野音は座席数2653席だが、主催者はコロナ対策として入場者数を半分の1300人に制限。参加者の間に一つずつ空席を置いた。が、久しぶりの脱原発大規模集会だけに「忘れない」「終わらせない」「許さない」という人たちが予想以上に次々と集まり、一部会場に入りきれない人たちはデモで合流。落合さんやルポライターの鎌田慧さんを先頭に、300人規模の5隊列に分かれ、銀座方面を1時間以上にわたって練り歩いた。ここでもコロナ対策で、意思表示の中心はプラカードやボード。それらを掲げての静かな「サイレントデモ」となった。

「さようなら原発」集会は福島原発事故のあった2011年9月に東京・明治公園で初めて、空前の約6万人が集まって以来、毎年開催されてきた。第1回集会では福島県田村市の元養護学校教師、武藤類子さん(67歳)が「分断を超えてつながろう」という感動的なスピーチ「福島からあなたへ」を行ない、世界中に配信された。が、武藤さんも今年は、コロナ禍で自宅で過ごさざるを得なかった。

筆者の取材に武藤さんは「『復興五輪』がいつの間にか『コロナ克服五輪』となり、私たち原発事故被害者までも、加害者による『ふりむくな、前を向け』キャンペーンの一翼を担わされているかのようだ。東電や電通などの巨大利権構造に抗わなければ私たちの健康も命も尊厳も奪い取られてしまうのではないか」との危惧を語った。

(本田雅和・編集部、2020年10月2日号)

 

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