読者会から
2025年10月10日|カテゴリー:読者会から
小樽読者会 10月25日(土)13時~、あとりゑクレール。参加費500円。9月は6人参加。▼小樽港の軍港化に向けた特定利用港の認定の動きあり、反対の署名運動が開始された▼戦後80年企画、青木理の札幌講演会があった。その後の交流会で温泉には行かない宣言をした青木さん、1535号「青木理の温泉という快楽」にまさかの温泉行きの報告。読者会メンバーもなじみの温泉。あらためて青木さんのコラムでまたいきたい温泉になりました。問合せ(090・2073・8962沖山)
昼下がりの読者会・こうべ 10月19日(日)13時~15時、神戸学生青年センターBスタジオ(阪急「六甲駅」六甲駅前ビル4階)。無料。9月は11人参加。▼1533号「ジーン・シャープが示す第三の道」ウクライナ戦争について、非暴力・不服従が適応できないのか話し合い、ウクライナが領土割譲に応じてしまうと、力による現状変更を是としてしまうのでよい解決とはいえないとする意見▼1536号「イスラエルが支配する恐怖と威圧の情報インフラ」では「ハマスがテロ組織かそうではないか」で意見が割れたが、イスラエルのガザ地区への攻撃は「やり過ぎだ」という意見で一致▼1537号「環境ホルモンとエコチル調査」では「もっと人体への有害性の疑わしい物質についての研究発表をメディアが知らせてほしい」という強い意見。皆が同意したが、スポンサー企業が有害性の疑わしい物質を食品添加物にしているので、なかなかマスメディアは公表しないのだろうという悲観論に。だからこそ、本誌でこのような問題を頻繁に取り上げてほしい。問合せ(090・4288・2121片岡)
あいち読者会 10月18日(土)13時半~、イーブルなごや小会議室(地下鉄「東別院」駅)。直近1カ月ほどの本誌記事をふまえ討論。▼9月読者会では1536号「参政党研究・党勢拡大の全貌」が話題。参政党「日本人ファースト」には「外国人から日本人へ雇用と所得を取りかえせ」という響きがある。しかし、外国人が雇用と所得を奪ったわけではない。自民党政権の「構造改革」は、大企業経営者を優遇し続けた。特に労働者を正規から非正規に変え、人件費を削り、雇い止めにして彼らを路頭に迷わせた。大企業は中小下請け企業をしぼりにしぼり、下請け企業はもはや安い人件費ですむ外国人労働者に頼るしかなかった。日本人から雇用と所得を奪ったのは、外国人ではなく日本の政財界である。私たちは「外国人たたき」の参政党に振り回されるのではなく、本当に相手とすべきは日本の政財界、そしてアメリカだということを肝に銘じたい。問合せ(080・9484・2772山崎)
関門・北九州読者会 10月25日(土)12時~、杉山歯科3階(北九州市小倉北区京町1、魚町交差点)。参加費500円。途中参加、退出自由。▼以前は考えられなかったような誤情報や憎しみ、軽蔑に満ちた言動がネット上だけでなく市民の間でも当たり前のようになってきています▼読者会では、「品格品位という言葉は使いたくないが、相手を一定程度敬うのが人として常識だと思っていたが、今は些細なことで攻撃する」「年寄りは優遇されている、若者は冷遇されている、というが、若者もすぐに年寄りになる」などの意見▼相手の話を聞き、穏当に議論して社会を動かしていく必要があります。読者会の活動はいっそう重要度を増しているように思います。問合せ(093・521・1722杉山)
札幌読者会 10月25日(土)9時半~12時、エルプラザ4階研修室5。参加費200円。直近1カ月の本誌持参で。8月は5人参加。▼元札幌市長上田文雄死去に、民間出身で市民自治を推進した上田さんによって市民が変わったとの話▼1533号、36号、38号「作家・深沢潮氏に関する記事」新潮社の不誠実な姿勢を批判する意見複数。本誌には、外国人や女性など弱者をスケープゴートに定めて強い立場の者が犬笛を吹き、大衆に叩かせてガス抜きする構造を深掘りしてほしい▼1537号「大友啓史監督に聞く」映画『宝島』特に本土の人は観るべき超大作! 問合せ(011・695・7344nekoneko33@icloud.com佐井)
北大阪読者会with you 10月26日(日)13時半~15時半、サポートユニオン事務所(阪急京都線「茨木市」駅)。会費500円。1539号から最新号までをご持参ください。前回参加者は7人。▼1535号「子どもも大人も『学校が苦しい』」。当読者会会場となっているサポートユニオンに集まる子どもたちから話を聞くと、担任が精神的病等により1年に数回変わったりする。教師は押さえつけられ、職員会議でも議論がない。教師がプレッシャーに耐えられずに退職する▼1538号「言葉の広場」に掲載された学校の問題の原因はもっと多様であり、特定の感想や体験だけにこだわるべきではないといった記事から、会員の体験談も披露され、多種多様であると感じた▼同号「肯わぬ者からの手紙」現在の日本の国家体制の本質的構造は、戦前・戦中からそっくりぬけぬけと温存されてきたため、形だけの謝罪しかできず、裏では非なんかない、とうそぶいているのではないかとの意見。問合せ(072・655・5415サポートユニオン内)
倉敷読者会 10月19日(日)13時半~17時、市民活動センター(倉敷市役所隣)。参加費300円。9月は10人参加。▼1532号「ドキュメンタリー映画『よみがえる声』歴史の闇に埋もれてもなお響き続ける証言」を読んで討論。「岡山のシネマ・クレール丸の内に問い合わせたところ、今のところ上映予定はないという。上映を希望する声が多くなると岡山でも公開されるのではないか。読者会のみなさん、声を上げてください」「在日コリアン監督親子の映画だが、これは私たち日本人の問題だ。植民地支配の謝罪、戦後補償の不十分さが指摘されている」「日本人ファーストなどという差別的な発言が政治的な力に発展するのも、私たち日本人が戦前・戦後の歴史をしっかり直視していないことが原因だ」などの意見。問合せ(horiissm123@outlook.jp堀井)
