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3・8ウィメンズマーチ実現のため支援募集中

宮本有紀|2019年2月13日11:01AM

「女が生きるのマジで辛い!」と声をあげる参加者たち。2017年のウィメンズマーチ東京で。(撮影/宮本有紀)

2017年3月8日の国際女性デーから始まった「ウィメンズマーチ東京」。もともと「ウィメンズマーチ」は女性、有色人種、LGBTなどへの差別的発言をしてきたドナルド・トランプ氏の米大統領就任式(17年1月)にあわせて、差別に反対する人々がワシントンDCに押し寄せたことに始まり、連帯する世界各地の市民によりデモが行なわれた。

今年も1月19日にはWomen’s Wave(女の波)をテーマに、米国など世界各地でマーチが実施された。日本では3月8日に「ウィメンズマーチ東京2019」を開催しようと実行委員会が発足。開催費用を集めるためクラウドファンディングを開始した。

支援額は1口3000円から2万円まで。価格により、オリジナルシルクスクリーンTシャツや、パレスチナの女性による手縫いの刺繍ポーチセットなどのリターンがある。個人や団体の賛同も募集中だ。

実行委員の濱田すみれ氏は「昨年も医学部の入試差別や記者へのセクハラが発覚し、性に基づく偏見や差別的扱いが日常に溢れていることがわかる。今こそ社会を変える! という思いを同じくする仲間やさまざまなバックグラウンドをもった人たちと一緒に歩き、大きな『女の波』を起こしたい」と話す。詳細はhttps://camp-fire.jp/projects/view/109121

(宮本有紀・編集部、2019年2月1日号)

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