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大江健三郎氏らが「脱原発」へ向け会見

2011年9月22日5:05PM

「大きな決断をすべき時にきている」と、作家の大江健三郎氏は語気を強めた。

 9月8日実施の「さようなら原発」と、19日実施の「さようなら原発5万人集会」へ向けた記者会見が6日、東京・市ヶ谷で開かれ、呼び掛け人のうちルポライターの鎌田慧氏、作家で本誌編集委員の落合恵子氏、そして大江氏が開催に向けて意気込みを語った。会見場には日弁連会長で、本誌編集委員の宇都宮健児氏も応援に駆けつけた。

「決意」を語る、集会呼び掛け人ら。(写真/編集部)

 落合氏は「現在進行形で被曝し続けている子どもたちがいるという現実を忘れていませんか」と、再稼働の方針を示している野田新政権に疑問を投げ掛けた。

 大江氏は、広島・長崎の原爆投下があったにもかかわらず、“第三の原爆”を起こしてしまった事実に対する「強い反省」を訴え、「日本人に大きな事実がのしかかっている。それを受け止め、二度と起こさせてはならない、というところに私たちは立っている」と決意を語った。

 弁護士の宇都宮氏は「司法の責任」に言及。これまで、原発差し止めを求める住民の訴えを認めた判決は2件(いずれも地裁判決で上訴審で棄却)しかないことについて、「もし最高裁で差し止めを認める判決が1件でもあれば、事故を防げる可能性があったのではないか」と、最高裁の責任を訴えた。

 19日の集会には、ノーム・チョムスキー氏(思想家)ら米国知識人による「連帯メッセージ」も寄せられている。

(編集部、9月9日号)

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