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ろくでなし子さんの裁判でまんこの議論を

トークショーでのろくでなし子さん(左)とアライ=ヒロユキさん。(写真/本誌取材班)

トークショーでのろくでなし子さん(左)とアライ=ヒロユキさん。(写真/本誌取材班)

「私が逮捕されたことで『まんこ』に対する日本の認識のおかしさに気付く人が増えてきた」

こう語るのは芸術家・ろくでなし子さん。「慰安婦」や「天皇アート」をはじめ展示の中止などに追い込まれた作品を展示した「表現の不自由展」(1月18日~2月1日、東京・練馬で開催)で、1月27日にトークショーが行なわれた。

ろくでなし子さんは、インターネットのクラウドファンディングを通じ、多くの支援者からの寄付金で作成した「マンボート」や「ジオラまん」などの作品を写真で紹介。どの作品も「面白いものを作りたい」という気持ちから生み出されている。企画展では作品が紹介されるたび、約100人が詰めかけた満員の会場は笑いに包まれた。また、ろくでなし子さんは、留置場で購入した下着や差し入れられた部屋着を見せながら、留置場での生活や取り調べの様子を話した。

トークショーでは、主催者の一人である元NHKディレクターの永田浩三さんが1991年に制作した『女性器の名前』を上映。まんこがタブーとされている一例として、埼玉県の小学校では「女性器をおちんちん」と呼ぶ教育がされていたことが紹介された。

ろくでなし子さんは「私の裁判がみんなでまんこについて議論するいい機会になればいい」と決意を新たにした。

(本誌取材班、2月6日号)