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辛淑玉さん、石井孝明さんを名誉毀損で提訴
ツイッターで「デマ」繰り返す

2018年4月5日5:54PM

3月5日、記者会見でデマに対して闘ってゆきたいと話す辛淑玉さん(中央)。(撮影/伊田浩之)

「多くの差別煽動は笑いながら冗談交じりで行なわれます。その蓄積が何かの瞬間にわきあがったとき、子どもや対抗する力を持たない人たちが大衆に叩かれる。デマをつぶすことで、それを防ぎたいと思います」――人権団体「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉さんが3月16日、ジャーナリストの石井孝明さんを相手に名誉毀損を理由に550万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴えた。

訴状によると、石井さんはインターネットの「ツイッター」で事実に基づかない投稿を繰り返してきた。〈辛淑玉が縁もゆかりもない、沖縄で、総連の裏金使って訪問して踊っている〉(2016年11月25日)、〈諜報機関が、やばい仕事は変な外国人に請け負わせる傾向から考えると、沖縄を狙う中共が、パシリに北朝鮮のパシリの(略)辛淑玉(略)を沖縄現地で暴れさせるのは、工作活動の「定石」なんですよね〉(17年2月15日)

同日の会見で辛さんの弁護士は「石井氏の〈普通の先進国だったら、極右が焼き討ちしかねないと思う〉のツイートは、脅迫罪にあたりかねない。平穏な生活を送る権利を侵害している」と指摘。BPO(放送倫理・番組向上機構)が3月8日、東京MXテレビの「ニュース女子」の放送(17年1月2、9日)は辛さんの名誉を毀損する人権侵害があったと認めたあとも、攻撃が続いていることから提訴に踏み切ったと説明した。

石井さんは弊誌に「辛淑玉氏は、自分が日本に差別されたという主張、外国の力を使う沖縄独立の主張を繰り返し、在日外国人でありながら日本国内の軍事基地建設の妨害工作を支援してきました。私には人権侵害の意図はなく、彼女のその行動と発言を批判しました」とコメントした。

これは辛さん側が「デマ」だと断言したのと同内容だ。ウソは100回ついても事実にはならない。

(伊田浩之・編集部、2018年3月23日号)

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