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韓国水曜デモ1000回アクション

外務省前を取り囲む市民ら。(写真/竹内絢)

 日本軍「慰安婦」問題の解決を求めて1992年1月から始まった「韓国水曜デモ」が1000回を迎えた。被害女性や支援者らが毎週水曜日に韓国・ソウルの日本大使館前に立ち、問題の解決を求め続けてきた。そして12月14日の朝、1000回を記念して、少女が椅子に座り、ハルモニの影がのびる「平和の碑」が日本大使館前に設置された。

 日本でも、札幌、浜松、名古屋、大阪、広島、福岡、北九州、那覇などで「韓国水曜デモ」に連帯するアクションが開催された。東京では外務省を人間の鎖で取り囲む「韓国水曜デモ1000回アクションin Tokyo」が企画され、「在日特権を許さない市民の会」をはじめ多くの右翼、保守系団体から罵詈雑言が浴びせられる中、1300人が集結し、開始ほどなく外務省を取り囲んだ。

 午後に行なわれた院内集会で、在日朝鮮人で日本軍「慰安婦」被害者の宋神道さんが「戦争したらいいという人間が大勢いるが、みなさん、二度と、戦争はしちゃいけません」と語った。

 韓国政府は今年8月に憲法裁判所が出した決定を受け、日本軍「慰安婦」被害者等の賠償請求権に関する政府間協議を申し入れたが、日本政府は応じる姿勢を見せていない。沈黙を破って名乗り出た韓国の「慰安婦」被害者234人のうち、生存している人は63人。一刻の猶予もないことは明らかだ。

(竹内絢・ライター、12月23日号)