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残照「我がアフガン」

本田雅和|2021年9月18日3:36PM

古代からシルクロードの交通の要衝として、東西文化の交差点として栄えてきた国だ。さまざまな民族の出会う場でもあり、多数派はパキスタンにほぼ同数の人口を持つパシュトゥーン人だが、北のタジキスタンとの国境地帯に多いタジク人、日本人や朝鮮人にそっくりな顔も多いハザラ人、時に碧い眼と白い肌の人もいるウズベク人など、いがみあったり喧嘩ばかりしていては、とても千年の悠久の暮らしは紡いでこれまい。

公用語はパシュトゥー語とペルシャ語系のダリ語。社会主義政権のナジブラ時代にも、いいところはあり、少数民族尊重のタテマエから、夜のテレビニュースなどでは同じ原稿を交代で違う言語で何度も読んでいた。

多民族が仲良く暮らす工夫として長老を中心に議論を重ねるジルガ(会議)の伝統があり、アジア的民主主義は長年、機能してきたはずだ。アフガンの人々との日々を思うとき、涙が止まらなくなる。

(本田雅和・編集部、2021年9月3日号)

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