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臨増「まるごと山本太郎」
ぜひ書店でお求めを!

植村隆|2020年1月13日12:31PM

(過去記事です)読者の要望に応えて、『臨時増刊号 まるごと山本太郎れいわ新選組』のウラ話を紹介するコラムのネット配信。2回目は、発売の翌日(2019年11月29日)、『週刊金曜日』に掲載したコラムです。

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臨時増刊号「まるごと山本太郎れいわ新選組」のゲラ群。(撮影/植村隆)

2019年11月28日発売の『週刊金曜日』臨時増刊号(臨増)「まるごと山本太郎 れいわ新選組」のゲラ(校正刷り)の束を持ち歩いている。ずしりと重い。山本太郎さんの言葉に連日触れて、元気が湧いてきた。彼と共に野党が結集すれば、政権交代ができるのではないかと思うようになった。

『週刊金曜日』は2011年から8年間、山本さんを追い続けてきた。臨増はその主な記事の再録、及び新規の記事との組み合わせで成り立つ。

目玉の一つは、山本さんが最も会いたかった人・奥田知志(おくだ・ともし)さんとの対談である。これは新規の企画だ。奥田さんは1963年生まれで、北九州に住むキリスト教の牧師。学生時代から始めた「ホームレス支援」を、教会の課題として続け、「抱樸」の理事長として多くのホームレスの人々を自立に導いている。元SEALDsの奥田愛基さんの父親でもある。

対談は8ページ。奥田さんの無料低額宿泊所(無低)「抱樸館北九州」は定員30人、6畳の完全個室でスプリンクラー付き。山本さんは無低へのイメージが変わったという。奥田さんは「自分の人生は自分で頑張るしかないと思っても(中略)独りでは難しいのです。出会いや『他者性』が必要です。(中略)あなた(路上生活者)が大切と伝えるために抱樸館を建てました」と語る。

奥田さんは、OECD(経済協力開発機構)の「社会的孤立の調査」で日本の「孤立」の程度が米国の約5倍だと指摘する。衝撃的だ。ひきこもりの問題もテーマとなった。奥田さんは「『いのち』という普遍的な価値が政治の根っこにあるべきだ」と強調する。

山本さんは「頭の中にふわりとあったものが、(中略)ハッキリと言語化されて整理がついたものがいくつもありました」と感謝する。「いのち」が軽視されている日本。スポンジのような吸収力と感性で、それに立ち向かっていこうとする山本さんのパワーを感じる。

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