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安倍政権打倒へ国会前に2700人 
翁長知事の遺志継ぐ

薄井崇友|2018年9月5日10:50AM

拡大した『琉球新報』紙面を掲げ、「今こそ立ち上がろう」を大合唱。(撮影/薄井崇友)

辺野古新基地建設に反対し、膵臓がんの治療を受けながら闘い続けた沖縄の翁長雄志知事が8月8日に死去。一方、安倍晋三首相は12日、憲法改正案を次の国会に提出し自衛隊を憲法に明記すると言及。翁長さんの遺志を継ぎ、辺野古の海を守り憲法改悪を阻止しようと19日、東京・永田町の国会議員会館前に市民約2700人(主催者発表)が集結し「安倍政権を必ず倒そう、辺野古新基地絶対反対、9条を守ろう」と声を上げた(主催は戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、安倍9条改憲NO!全国市民アクション)。

16時に始まった集会には立憲野党も登壇。立憲民主党の菅直人元総理は、「15日の慰霊祭で、天皇陛下から先の大戦の反省の言葉が聞かれたのに安倍首相は反省のハの字もなかった。国会でも質問に話を逸らし答えない。こんなメチャクチャな政権はない」と批判。

日本共産党の宮本徹議員は、「命を削りながら闘い続けた翁長さんの遺志をみんなで継いで、9月30日の沖縄県知事選挙では新基地建設反対の知事を誕生させ、憲法改悪に走り戦争に突き進む安倍政権を葬りさろう」と述べた。

各地の市民団体からも報告があった。戦争させない市民の風・北海道の小林久公さんは、「我々は、先の選挙で立憲野党の統一候補8名を当選させた。沖縄との連帯とは、野党共闘を進め次の参議院選挙で必ず勝つ運動を全国で進めることだ」と訴え賛同を得た。終盤には沖縄出身者らも登壇し、スピーチと辺野古抵抗の歌「今こそ立ち上がろう」の大合唱になった。

終了後、プライベートで参加の立教大学特任教授の西谷修さんは、「改憲案を次の国会に出すのはあり得る。天皇の退位と東京オリンピックの日程の前に、しゃにむにくるのではないか。安倍首相は何でも強行突破できると思っているから手が付けられない。常に危機感を持っていたい」と話した。

(薄井崇友・フォトジャーナリスト、2018年8月24日号)

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