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モリカケ疑惑解明求め、市民5団体が文科大臣らに要望書

2017年10月27日12:40PM

「もりかけ疑惑を選挙の争点に」と訴える5団体の会見=10月3日、文部科学省。(撮影/片岡伸行)

「今回の解散衆院選挙は国政私物化疑惑の追及から逃れるための『もりかけ疑惑隠し』。野党はそれを前面に出して訴えてほしい」――。各党の公約が出そろう前の10月3日、「森友学園問題を考える会」の木村真・豊中市議と「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表ら森友・加計疑惑を追及する市民5団体のメンバーが東京・霞ヶ関の文部科学省記者クラブで会見を開いた。「もりかけ疑惑」を追及していた野党第1党の民進党が小池百合子・東京都知事を代表とする「希望の党」に吸収され、分裂してしまったため、疑惑解明を求める声がしぼんでしまうのではないかと危惧する。実際、希望の党の公約には「疑惑解明」の字句すらない。争点に掲げるのは日本共産党と立憲民主党、社民党ぐらいだ。

会見後、木村さんと黒川さんは、加計学園獣医学部について「建築費水増し疑惑とバイオハザード(生物災害)の危険性が指摘されているのに認可するのは不適当」などとする要望書を林芳正文部科学大臣と大学設置・学校法人審議会長ら宛に提出。地元の今治市では9月議会で「建築費水増し疑惑とバイオハザードリスク」を審査する第3者専門委員会の設置を決め、4カ月から5カ月をかけて審査する方針であることから、「その審査結果が出てから、大学設置審の獣医学部新設の是非が決定されるべき」と訴えた。

また、木村さんと黒川さんが9月26日に発足させた「モリカケ共同追及プロジェクト」では、菅良二・今治市長を「市に損害を与えた」として「背任」の容疑で、また、加計孝太郎理事長を「補助金詐取」の疑いで、さらに安倍晋三首相を「詐欺幇助」の疑いでそれぞれ刑事告発していく方針だ。「すでに100人を超える賛同者を得ており、1万人を超える賛同者を集めるべく市民団体と連携して活動していく」としている。

(片岡伸行・編集部、10月13日号)

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