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緊急院内集会開催、「今国会で民法改正の閣議決定を!」

 千葉景子法務大臣、福島みずほ男女共同参画担当大臣、という内閣で民法改正実現に期待が高まったものの、閣議決定に至らないまま福島氏罷免、社民党連立離脱となった直後の一日、衆議院第二議員会館内で緊急集会「今国会で民法改正の閣議決定を!」(mネット・民法改正情報ネットワーク主催)が開かれ、一〇七人が参加した。

 出席した議員らは、千葉大臣が「閣議決定に至らないことに責任を痛感している。申し訳ない。だが志を捨てたわけではなく今からでも実現をと思っている」、福島前大臣が「今年は民法改正、来年は個人通報制度を実現するつもりだったのに、実現できず申し訳ない。だがパワーアップしてこれからも頑張る」、小宮山洋子議員(民主)が「この国会でと期待された皆さんにはお詫びを申し上げる。この問題の優先順位が高いことが理解されないとすぐには実現しないが一歩一歩やっていく」、本多平直議員(民主)が「千葉さん、福島さん、枝野(幸男)さんが政権に入っている時に実現できていないことを申し訳なく思っている。だが党内勉強会では反対派の学者を論破するなど活動している。第二ラウンドで再チャレンジする」などと口々に詫びつつ実現に向け努力を続ける決意を表明した。

 また、辻惠議員(民主)が「小沢さんは別姓に理解があるが、親の心子知らずというか若い議員で反対が多い」、京野公子議員(民主)が「改姓反対派のメール攻撃はすごい。若い議員の中にはそれに影響される人もいる」と、価値観が揃わない党内情勢に言及。出席議員らの発言を聞いて「改正に反対の議員に話しに行くから誰のところに行ったらいいのか教えてほしい」と発言する市民団体もあった。仁比聡平議員(共産)が「女性差別撤廃委員会が民法改正を勧告している。タイムリミットがある課題と認識しないといけない」と指摘したように、二年以内(二〇一〇年夏まで)の改正が求められている。「もう待てない」という市民の声も複数紹介され、主催したmネットの坂本洋子共同代表が「千葉さんと福島さんには責任がある。ぜひ(参院選で当選して)戻ってきて実現してください」とエールを送ると、拍手が起こった。

(宮本有紀・編集部)