「東葛合唱団はるかぜ」は、千葉県松戸市を拠点に、東葛の街で30年間歌い続けてきました。いつも時代と向き合ってきた私たち合唱団は、不登校の15歳に胸を痛めて『私は15才』というミュージカルを創作しました。

　東日本大震災が起きた時には、雪の飯舘村の山を越え南相馬に向かいました。コンサートの舞台には、南相馬市長をはじめ仮設住宅の方々が「相馬盆唄」を踊ってくださいました。南相馬へは今でも行きます。沖縄の生徒が書いた平和の詩を曲にして歌う公演も沖縄の三つの小学校で行ないました。

　今回は、「松戸自主夜間中学」のミュージカル『虹色のえんぴつ』を創りました。35年もの間、誰もが学べる場所をつくり、無料で運営し続けてきた松戸自主夜間中学の尊い意志、年配者・不登校の子どもたち・外国から来て日本語や勉強が分からない子や青年・障がいをもっている人たちの居場所など、生きることと学ぶことがつながった時の笑顔を舞台でみなさんにお伝えしたいと思っています。

　11月24日から練習が始まります。一緒に歌ってくださる方を募集しています。

●練習日：11月24日（土）午後２時～、みのり台市民センター。12月１日（土）午前10時～、明市民センター。12月15日（土）午前10時～、勤労会館。いずれも練習時間は２時間
●申込み：FAX・047・384・4759、Mail・sohta.2151@gmail.com
●問合せ：TEL・090・7821・1127