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【国会】衆議院本会議で池内議員がストーカー規制法改正案について質問 11月30日

 衆議院内閣委員会で11月30日、参議院で可決したストーカー規制法改正案(議員提出法案)の審議が行なわれた。共産党の池内さおり議員は、「ストーカーについて、特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、つきまとい、またその他の行為を行なうとされているが、ストーカー事案は、恋愛関係に必ずしも限られるものではなく、狭く捉えない方がいいのではないか」と質問。これに対し発議者の魚住裕一郎参議院議員は、「ジャーナリストの取材活動とか、調査活動であっても幅広く規制対象となるおそれがあるなど検討を要する点も少なくない。目的要件の拡大の検討の必要性を否定するものではないが、慎重な検討が必要になる」と答弁した。
 また、池内議員は重ねて「警察には相談しにくいけれども1人では解決ができない事案を拾うことができるようにするため、相談窓口の設置をすべきではないか」と質問。内閣府の石原宏高副大臣は、「地方公共団体に対して、犯罪被害者等のための総合的な窓口の設置を促進するよう要請しており、今年4月1日現在で、都道府県、政令都市において全地域に設置され、全国1664市区町村の96.7%において総合的対応窓口が設置されている。厚生労働省においては、保健所や都道府県、指定都市に設置された精神保健福祉センターにおいて、ストーカー被害に遭われた方に対しても、精神面での相談や専門的医療機関への紹介等、必要な対応を行なっている」と答弁した。

【インフォメーション】

◆12月17日(土)13:30~16:30
▼憲法14条(男女平等権)は画に描いたモチか?
▼登壇者:本間啓子(東和工業事件原告)、水林彪(早稲田大学)、吉田仁美(関東学院大学)、相澤美智子(一橋大学)、宮地光子(弁護士)
▼会場:文京区民センター2A(地下鉄後楽園駅、春日駅)
▼資料代:500円
▼主催:男女賃金差別をともにたたかう会、均等待遇アクション21
TEL・FAX・03-5689-2320 Mail・kintou21@siren.ocn.ne.jp

◆12月17日(土)15:00~17:00
▼「マイノリティ女性に対する複合差別」連続講座第1回:世界各地の現実と理論を学ぶ
▼講師:元百合子(大阪経済法科大学21世紀社会研究所客員研究員)
▼会場:ヒューライツ大阪セミナー室(地下鉄本町駅)
▼資料代:500円
▼申込み・問合せ:ヒューライツ大阪 TEL・06-6543-7003 FAX・06-6543-7004 Mail・webmail@hurights.or.jp