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東海村臨界被曝事故9周年 抗議集会と裁判

1999年9月30日、日本最大の原子力事故が茨城県東海村のJCO工場で起きた。臨界被曝事故である。2名の死者、700名弱の放射能被曝者、31万名が退避、周辺一帯がゴースト地帯になり、当時の総理大臣があたふたした原子力事故である。

今年は、その9周年。30日(火)に、原子力大惨事を忘れない、再び事故を起こさせないための行動が朝と夕に東京圏のいくつかの市民団体の協力・共同で行なわれます。ご参加ください。

(1)朝(10時~11時)

経済産業省、原子力安全保安院の前で追悼と抗議集会。死者を追悼し、原子力行政の問題点を追及する。菊の花と喪章を用意。日本山妙法寺とキリスト者が参加。

(2)夕(18時~21時15分)

会場は東京・文京区民センター2階。ビデオ上映(地震と原発25分)、講演は小出裕章(京大原子炉実験所)、大泉昭一・恵子夫妻(JCO健康被害裁判原告)、伊藤久雄(新潟県柏崎刈羽原発なしで地域興し)、望月彰(実行委員長)の四氏、ほかにアピール。

(3)東海村JCO臨界事故・住民健康被害裁判控訴審

10月2日(木)16時、東京高裁822号で第3回公判。原子力事故で被曝した700名弱の声を代弁して、大泉夫妻が水戸地裁→東京高裁と9年間闘っています。この日の公判は山場。15時から高裁前でアピール行動。

▼問合せ電話番号 03・3238・9035(たんぽぽ舎)