イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

読者会から

川越・ふじみ野読者会 
10月8日(土)18時~20時、ウェスタ川越2階会議室5(「川越駅」西口5分)。9月は4人が参加。▼1389号「歓喜へのフーガ」毎回楽しみにしている。伊藤真さんのインタビューはとてもよかった。同号30ページ、原発避難者のルポは本誌ならでは。双葉町の一部地域の避難指示解除が報じられたが、原発事故はまだ終わっていないことを伝え続けてほしい▼1391号小林節さんの国葬の違憲性についての解説は説得力がある▼エリザベス女王の死を伝えるニュースを見て、ロンドンの町が女王追悼一色になるのに違和感。女王の死を悲しまない人々もいることを知るべき▼この日は神戸からの旅の途中で参加してくれた方も。京都での富山妙子さんの絵のスライド上映のこと、スリランカでの少数民族弾圧の話などをうかがいました。お気軽にご参加ください。 問合せ(090・8179・0268ysakumi1031@gmail.comサクミ)

昼下がりの読者会・こうべ 
10月9日・16日(日)13時~14時50分、「学生センターBスタジオ」(阪急「六甲駅」北側すぐ、六甲駅前ビル4階)。無料。9月11日は8人、18日は6人の参加がありました。『朝日新聞』兵庫版において、神戸で「表現の不自由展」が開催された記事について「慰安婦」を表現した作品に対し、日本が韓国へもっときっちり謝罪すべきか否かが議論された。「多様な考え方があってよし」とした▼1389号「歓喜へのフーガ」伊藤真弁護士インタビューを読み、若い人への教え方が上手だと思った。どういう教え方がいい教え方か? と思っていると、1390号「凱風快晴」に一つの答えがあると思った▼『神戸新聞』国葬反対デモの記事をフリートークの題材とした。本誌コラム「凱風快晴」内田樹氏のデモ直前スピーチが、デモに参加した会員から記事を補完する形で報告され、国葬問題から派生し、戦後政治を振り返る活発な意見交換がなされた。参加者が忌憚なく意見を述べ合う場ができたのは有意義だと思う。問合せ(090・4288・2121片岡)

千葉読者会 
10月9日(日)15時~、船橋市二和公民館第1和室(新京成「二和向台駅」すぐ)。会場費として150円程度。9月例会は▼国葬をめぐってたくさんの意見が出されました。「国葬儀」と言い換えようが法的根拠薄弱な行政権の越権行為で、国権の最高機関である立法府を無視することは許されない。運用次第では、庶民感覚を捻じ曲げ弔意の強制を伴う内心の自由を奪うことになり、国際的にもこの国に歴史的な禍根を残すのではという意見も出されました▼こんな違法な政策が、原発回帰や大軍拡など問題の多い政策と同時に打ち出され、庶民の平和への願いや、戦争がらみの物価高騰生活の不安定な状況からいって、まともな生活を願うならこの政府を許すことはできない。これでは将来の展望も切り開けないといった厳しい意見も。10月例会は、国葬に反対する政治的対話や行動がどんな成果を上げたのか検証する話し合いになります。問合せ(04・7103・2721)

京都読者の会 
10月11日(火)18時~、一念寺にて(市営地下鉄「五条駅」下車、花屋町通西進、親鸞聖人像左折、東中筋通南進左側)。テーマは『女子プロレスラーの身体とジェンダー』(合場敬子著・明石書店)を読む。2013年発行のため「ひところの」情勢につき述べたものだ。そこで、事務局・田中がその後の状況につき補説を試みつつ、参加者と議論してみたい。▼女子プロレスの駿河メイが「私はイイ子じゃないもんね」と発言。事務局・田中もイイ子じゃないもんね。サイン会でこの発言につき田中がコメントすると、本人から至って当意即妙な受け答えがあった。田中の発言に対しマトモな応答のできる唯一の女性である。現状は、いかんともし難い▼7月22日、読売日本交響楽団(コンサートマスター=日下紗矢子)が、ショスタコーヴィチの「1917年」を演奏。入魂のアンサンブルに万雷の拍手。本誌も、ぼやぼやしていると、読響にお株を取られてしまうおそれがある。問合せ(075・312・2587田中)

読者会・さいたま・日曜 
10月16日(日)14時~17時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR「浦和駅」パルコビル9階)。本誌直近4~5回分をご持参ください。前回の参加者は6人でした。▼1390号44ページ、100万人という日本の引きこもりの一部にも「放棄」は通底するだろうが、大多数は生活保護も受給できないという社会問題に議論は広がった▼1391号「国葬への疑義」。特集のように憲法に立ち返って判断すべき。岸田の強行はオウンゴール感ハンパなく、ここまで盛り上げてくれ、よくやったとも言える▼1393号。「風速計」流域治水など対策の評価は触れられず、原因は温暖化のみ? 一次情報を元にした巷とは別な結論に至らなかったのか?▼「五輪汚職報道」本丸は神宮再開発など政治家の利権問題。高橋理事はトカゲのしっぽでガス抜き▼『日本の中絶』(筑摩書房)は、遅れた懲罰的な中絶に対して、WHOは安全な中絶薬、ネット診療による自己服薬さえも推奨。日本での非認可中絶薬を海外から送る組織も紹介するなど具体例も示す実用書でもある。『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社)は、予備知識のいらない経済新入門だが、労働価値を問い直すことにおいても意義深い。今回は「コロナ」も「ウクライナ」も話題にならなかった。原発コストに揚水発電のためのダム費用は計上されないのか、自然発電の電池として揚水ダムは使えないのか、と疑問を抱き調査を開始した。【本誌への要望】全体的に本文で触れられない写真、表が多々ある。内容に関係ないなら載せるべきではないし、ライターのページ数稼ぎと捉えられる。編集部門は機能しているのか、はなはだ疑問。記事の品質を落としていることにもなる。一般で入手可能な一次情報の表などで誌面を埋めるのは無駄。元情報先を示せば十分。読者の理解力に負うところだが、対数グラフなど、どのくらい通じているのか。他の読者会や読者からの反応はどうなのか。この手の意見は当読者会からだけなのか? だとしたらそもそも読まれていない証左とも言える。緊急性の低い内容が多いのだから、前述程度の指摘で修正を促せないのか? 信頼性を高める方策を再考していただきたい。問合せ(SaitamaSunday@yahoo.co.jp)

ありらん文庫読者会 
10月15日(土)13時半~17時、ありらん文庫資料室(福岡市中央区梅光園2―23―16、東洋企画ビル2階)。参加費無料。10月の読書会も兼ねます。テーマは「近衛文麿 和平への野望」。問合せ(090・4487・9114森川)