「週刊金曜日」を支えるサポーターになってもらえませんか

『週刊金曜日』が創刊30周年を迎えるのを機に、将来にわたってリベラルな報道機関として存続させるために、新たに「週刊金曜日 サポーターズ」を立ち上げました。寄せられた支援金は、誌面のコンテンツ力を高めるための費用に使わせていただきます。皆様、『週刊金曜日』をサポーターとして支えていただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

週刊金曜日発行人兼社長 植村 隆

週刊金曜日発行人兼社長植村 隆

いま『週刊金曜日』は経営的に極めて重大な危機を迎えている。このままでは廃刊の危機もありうる––。

私が前任者の故北村肇氏から発行人兼社長を引き受けた2018年9月当時、本誌はそうした厳しい状況に直面していました。このため、社員の賃下げが決まり、経費削減・身を削りながら、再建を目指すというのです。

私は、<リベラルなジャーナリズムの灯を消してはならない>––という思いで発行人兼社長を引き受け、自分の給与を役職のない、つまり「ヒラ社員」水準にまで大幅カットし、「ヒラ社長」として再建の陣頭に立つことにしました。

この4年半、社員の給与もそのまま据え置いています。2022年には外注していたDTP(写植)を社内でできるようにして経費を大幅にカットしました。さらに事務所経費削減のため、「本の街」東京・神田神保町から、隅田川沿いの日本橋浜町に引っ越しました。

弊社ではこの様に経営改善努力を続けています。ただ、創刊時(1993年)に約5万部あった定期購読者数が、いま1万部割れ寸前のところまで減少しています。経営のもう一つの柱として、電子メディアへの展開も進めていますが、まだ脆弱な状態が続いています。

こうした厳しい経営環境の中で、昨年11月には「創刊30周年」を迎えました。『週刊金曜日』は人権や平和、言論の自由を守るため、果敢にペンをとってきました。広告に頼らない、小さな雑誌が30年も続いて来られたのは、ひとえに、この独立不羈の雑誌を愛読してくださる読者の皆様のおかげだと思っております。「この雑誌を潰してはならない」という思いで講読を続けてくださっている方々のことを思うたびに、胸が熱くなります。

日本はいま軍事大国化の道をまっしぐらに進んでいます。「戦争前夜」と言っても過言ではありません。これに歯止めをかけなければ、言論の自由が弾圧され、国民が戦争に“熱狂”した「暗黒の時代」の再来になるでしょう。こういう時代だからこそ、『週刊金曜日』の役割と存在意義がさらに高まっていると思います。決して潰れない「持続可能な金曜日」の土台をさらに固めることが急務です。

会社解散まで考えた2018年から現在までは、「金曜日」の危機の時代です。しかし、この危機の時代に、読者の皆さんが「支援金」を送ってくださるようになりました。定期購読していただいていること自体が、すでに支援活動だと思っておりますが、それに加えて、カンパまで寄せてくださるようになったのです。

本誌も社告で、こうした支援をお願いしてきました。本誌への励ましの言葉などを郵便振替用紙の通信欄に書いて、毎月支援金を送ってくださる群馬県の読者は元小学校の校長先生です。「『週刊金曜日』の財政が大変だという話を聞き、何とかしなくちゃ」という思いで、定年後のアルバイト収入をそっくり送ってくださっています。市営住宅で暮らしながら、2か月ごとに支援金を送ってくださる愛知県の読者もいらっしゃいます。「年金の一部です。弱者に寄り添うという『週刊金曜日』の社風に私の方が支えられているのです」と話される。

そうした読者の皆様からのカンパを受け取るたびに、私たちはとても励まされ、勇気づけられています。そして、この支援金が、本業の営業赤字を補填する大きな支えになっているのです。

『週刊金曜日』が創刊30周年を迎えたのを機に、今後30年、100年、リベラルな報道機関として存続させるために新たに「週刊金曜日サポーターズ制度」を立ち上げました。

これまでの支援者を含め今後も支援を寄せてくれる方々をサポーター(支援金提供者)と呼ばせていただき、今春からさらに多くのサポーターを募集したいと思います。『週刊金曜日』では年間数千万円の取材費が必要です。サポーターの皆様からの支援金は、誌面のコンテンツ力を高めるための取材費に使わせていただこうと思っています。皆様、『週刊金曜日』をサポーターとして支えていただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

サポートのふたつの柱

お知らせ

お問合わせ

ご連絡やご質問は下記窓口まで、メールでお知らせください。
supporters@kinyobi.co.jp

企業・団体の方へ

企業・団体からのサポートも原則的にお受けします。事前に下記窓口まで、メールでお知らせください。週刊金曜日の独立性を担保するために、お断りする場合もありますので、あらかじめご承知おきください。
supporters@kinyobi.co.jp

ご案内

よくある質問

Q

ネット上のクレジット決済システムからカード番号などが漏洩するのではないかと心配です。セキュリティは万全なのでしょうか。

A

決済代行専門会社のROBOT PAYMENTのシステムを使って決済していただきます。決済情報は暗号化されるので、漏洩の心配はありません。当社はカード情報を扱いませんし保管もしませんので、万が一当社がサイバー攻撃を受けても、カード番号が漏洩することはありません。

Q

カード番号やセキュリティ番号を打ち込むことには抵抗があります。カード決済以外の方法はありますか。

A

銀行振込をご利用いただくことができます。その場合はマンスリー・サポートではなくその都度(ワンタイム・サポート)ということになります。フォームからお申し込みいただければ、折り返し銀行名と口座番号をお知らせしますので、そちらにお振り込みください。振込手数料はお客様の負担となります。

Q

ゆうちょ銀行の口座しかもっていないのですが。どうしたらいいですか。

A

ゆうちょ銀行の口座から銀行口座に振り込むことができます。ゆうちょ銀行の口座にお振り替えを希望される場合は、ゆうちょ銀行備えつけの用紙を使って下記にお振り替え下さい。振込手数料は、お客様の負担となります。
口座番号:00120-7-572529
口座名義:株式会社金曜日

Q

マンスリー・サポートの決済日は毎月いつですか。

A

最初に決済していただいた日が第一回の支払日になりますので、以後は毎月その日に自動で決済させていただきます。

Q

決済するカードを変える場合、またカードの有効期限が切れて新しいカードになった時などはどうすればいいのですか。

A

カードの有効期限が切れたり、番号が変わった場合は、自動決済ができなくなります。サポーターズの登録情報を更新していただくよう、ご案内をメールでお送りしますので「マイページ」上で登録情報の更新をお願いします。決済カードを別のカードに変えることも、マイページ上で可能です。

Q

マンスリー・サポートの金額を変更したり、サポート自体をやめたいときは、どうすればいいのですか。

A

マンスリー・サポートの自動決済を停止するには、マイページ上の停止ボタンから手続をすることができます。金額の変更は直接には出来ませんので、現在のサポートを停止してから、新たなサポートの決済をお願いします。

Q

確定申告にあたり所得税の寄付控除を受けたいので、領収書を発行してください。

A

当社は認定特定非営利活動法人ではありませんので、当社に対するサポートは寄付控除の対象にはなりません。あらかじめご了承ください。領収書は必要に応じて発行します。お問合せフォームにてお申し付けください。

Q

遺贈によるサポートを検討しています。どのように進めればいいですか。

A

遺贈をお受けすることができます。進め方がよくわからない場合は、当社の顧問弁護士をご紹介することもできますので、お問合せフォームよりご一報ください。

特定商取引法に基づく表記

  • 運営団体
    株式会社金曜日
  • 業務内容
    書籍、雑誌及びパンフレットの企画、
    編集、出版及び販売
    ジャーナリストの教育並びに育成
    ジャーナリズム及びルポルタージュに
    関するセミナーの企画及び運営
  • 設立年月
    1993年5月1日
  • 資本金
    1000万円
  • 運営統括責任者
    植村隆
  • 所在地
    〒103-0007
    東京都中央区日本橋浜町1-5-13
    日本橋スカイビル6階
  • 問い合わせ先
    supporters@kinyobi.co.jp
  • 営業時間
    10:00~19:00
    (ご注文は24時間受け付けています)
  • 定休日
    土曜日、日曜日、国民の祝日、
    年末年始(12月30日~1月3日)
  • 分量・販売価格
    1回あたり1000円以上、毎月の定額継続
    払い、または単発払い
    (サポート金額)
  • 支払い
    ご注文はウェブサイト上にて24時間
    受け付けております
    マンスリー・サポートの場合、登録日に
    お支払いいただき、その後は毎月同日に
    請求いたします。
  • 支払い方法
    クレジットカード:VISA、MASTER、
    JCB、AMEX、Diners
    銀行振込
    ※クレジットカードでのお支払いは、
    株式会社ROBOT PAYMENTの決済代行
    サービスを使用しています。決済情報は
    SSLで暗号化され、安全を確保して
    います。
引渡時期、提供時期
お申し込み後、1週間以内にサポート受付確認のメールをお送りします。メールアドレスの記入ミスにご注意ください。また、supporters@kinyobi.co.jpからのメールを受信できるよう設定をお願いします。
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