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987号目次

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●国際法上は濫用の指摘も
過去の事例から浮かび上がる「集団的自衛権」の危うさ
まさの あつこ

集団的自衛権行使容認に向けて着々と準備が進んでいる。「他国と同様に集団的自衛権が行使できるということとは違う」ち安倍首相は言うが、なし崩し的に拡大解釈されていったらどうなるのだろう。他国の事例をみてみたい。

●ウソ重ねて破綻した安倍首相
「砂川判決」で集団的自衛権行使を合憲加できない
成澤 宗男

集団的自衛権の合憲解釈のため、安倍首相や自民党は砂川事件最高裁判決等を持ち出し、「限定的容認論」を唱えている。だが、そうした主張に根拠は乏しい。

◆超党派議員と市民が集団的自衛権めぐり勉強会
星 徹

●司法を正す第8回
日弁連えん罪原因究明第三者機関ワーキンググループ副座長 小池振一郎弁護士
盗聴法の強化拡大など焼け太り狙う法務官僚
青木 理

●「工作員」と呼ばれても
~わかっちゃいるけどやめられない!北朝鮮ポップス最新事情~
北岡 裕

日朝関係は冷え切っているが、音楽に関しては過去最高レベルに熱く接近している――。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)ポップスに魅了されて20年以上。ラジオで:うっかり”平壌放送を拾って以来、:無慈悲なる北上”を続けていた筆者がこう確信したのは昨年末。東京で行なわれた音楽の南北頂上対決イベントと、北朝鮮ポップス縛りのカラオケ大会に参加してからだった。北朝鮮ポップスの驚くべき最新事情とは……。

●セブンイレブン“鈴木帝国”の落日 第4回
「加盟店オーナーは労働者」
岡山県労働委員会が画期的な判断
詐欺まがい契約の実態を暴く
渡辺 仁

岡山県労働委員会は3月20日、「セブン店加盟店主は労働組合法上の労働者だ」との衝撃的な判断を示した。セブン-イレブンの契約書で「独立の事業者」とするウソが暴かれたのだ。4月28日には、全米オーナー代表団が初来日し、フランチャイズ契約の不当性を告発するなど、40年にわたり野放しにされてきた「鈴木敏文商法」が日米の店舗オーナーによって弾劾されようとしている。そこには最高裁判所も断罪した、セブン-イレブンの詐欺まがいの契約実態があった。

●佐藤優の飛耳長目94
ウクライナ危機と米国が陥った「恐露病」

●高須芸能
小保方晴子も佐村河内守も安倍首相に比べれば“罪”は軽い