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956号の注目記事

●司法を正す 第5回
集団申告漏れ事件で一審無罪となった八田隆さん
検察と国税の無謬の砦に穿たれた貴重な判決
青木 理

●中傷、怪文書、なりすましに盗撮・ストーキング行為……
反原発へ“いやがらせ”の歴史
島田 健弘

誹謗中傷などの怪文書、なりすまし、果ては集会の盗撮まで。
原発の危険性を訴え、活動してきた人たちへの執拗で陰湿ないやがらせの数々。
原発再稼働に急旋回するなか、再びこのようないやがらせが横行しかねない。

●軍主導の「警察国家」に逆戻り
時計の針が九〇年代に巻き戻されたエジプト
池滝 和秀

暗黒のトンネルに入った。
暫定政権の部隊はモルシ前大統領派のデモに容赦なく銃弾を浴びせ、死者は九〇〇人を超えた。争乱の背景には何があるのか。
エジプトは今どういう状況にあるのか。

●ラオス その知られざる世界(1)
人気観光スポットに50年前の爆弾が影を落とす
写真・文 山田 しん

最近、「お洒落アジア」の一つに数えられるラオス。
だが、地方ではおよそ五〇年前の米国による蛮行が、いまも人々の安全を脅かしている。

●〈新〉わたしと憲法シリーズ 米倉斉加年
平和を愛し、憲法を尊ぶ戦中派個性俳優

戦争で愛する人を失った人々や
死なねばならなかった人々の思いが
この憲法には込められている。

●自由と創造のためのレッスン(16)
亀裂はつねにすでに生じている
廣瀬 純

我々に外部から打撃を与える亀裂がある一方、我々を内部から襲い致命傷を与える亀裂がある。だが、前者への「怒り」ではなく、後者の亀裂における「恥辱」こそが、来るべきプロレタリアに呼びかけるのではないか。

●今中哲二助教と行くチェルノブイリ原発(上)
4号機を覆う第二石棺 ここは25年後の福島第一原発だ
粟野 仁雄

原発の危機を訴え続けた「熊取6人組」の一人、京都大学原子炉実験所の今中哲二助教(62歳)。1990年からチェルノブイリ原発に通い詰めてきた。そして今年6月、東京電力福島原発事故後としては初めて訪れた。改めて3・11を考える。