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763号目次

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763号の注目記事

■ルポ ヒロシマ 09年夏
 「田母神」を迎えて問われた「被爆地の平和」
 成澤 宗男

八月は、一五日の「玉音放送」と六日、九日の広島・長崎への原爆投下によって、戦争の記憶の月だ。その広島は当日、核武装論者の前空自幕僚長・田母神俊雄の来訪で揺れた。そこで問われたのは、「被爆地ヒロシマ」が、進行する戦争への動きにいかなるメッセージを持ちうるかだった。

■『多摩ニュータウン わたしの街』
 平均年齢75歳が記録映画で街の再生に挑む
 黒川 宣之

全国のニュータウンで急激に進む高齢化。若い人を多く迎え入れ、高齢者にも住みやすい街に変えていくにはどうしたらいいのか。東京・多摩ニュータウンでは記録映画が街の再生に一役買っている。

■佐藤優の飛耳長目42
 米朝交渉の進行を可視化したクリントン元大統領の訪朝

■きんようぶんか
 廣瀬純の生の最小回路(7)

ドゥルーズ、ベルクソン、西多幾多郎などの研究で知られる檜垣立哉には、競馬ファンとしての信仰告白とでも言うべき著作『賭博/偶然の哲学』がある。そこで描き出されるのは「賭博的主体」としての人間の姿だ。

パスカル/ロメール/檜垣立哉
『賭博/偶然の哲学』
『緑の光線』

■国策捜査17
 朝鮮総聯中央本部の土地・建物売買で詐欺罪に問われた緒方重威氏 元公安調査庁長官
 特捜部が描いた不可解な被害者なき詐欺事件
 青木 理

■知ってるようで知らない心の病
 パニック障害
 上野 玲

過密都市空間に人々が分刻みで動く現代社会。
心はいつ悲鳴をあげてもおかしくない。

◆円 広志インタビュー
関西を中心にワイドショーなどで、親しみのあるトークが人気の円広志さん(五六歳)がパニック障害に陥ったのは、一九九九年のことだった。もはやテレビに出演することもできなくなり、四カ月間治療のためすべてのレギュラー番組を降板。そして、復帰を果たすまでは、筆舌には尽くしがたい、苦しい闘病生活があった。

 
■新・買ってはいけない140 拡大版
 美白化粧品
 境野米子

今の時期、気になるのが日焼けによるシミやそばかす、くすみ。
最近の化粧品CMでは1年を通じて「美白」が強調され、シミを消して色白肌になれるような錯覚に陥りますが、本当に「美白」をもたらしてくれるのでしょうか?
今回は美白有効成分と言われるものに注目して、検証してみました。