2016年参院選

• 夏に向けて右往左往する安倍政権
  不調に終わった「メルケル説得」
  野党共闘市民型選挙の上積み効果は４万票以上
  何でもかんでも共産主義者
  ~松山千春氏の醜悪弁舌
  選挙参謀の馬淵澄夫民進党副幹事長がつかんだ
  "勝ちパターン"
  野党共闘を無視した京都補選の"ドッチラケ"
  "電通関連会社"にネット上の「ネガティブ情報」
  削除を依頼していた自民党
  粟野仁雄・横田一・野中大樹

  この夏に予定されている参議院選挙。一時は「衆参ダブル選挙か」とささやかれていたが、熊本地震の発生によって可能性は低くなった。しかし、憲法改正をめざす安倍政権にとって、この夏がひとつの勝負になることに変わりはない。選挙をめぐり画策する安倍政権を追った。

• ルポ・北海道５区衆院補選
  政党政治に風穴をあけろ！
  平田剛士

  先月24日の北海道５区の衆院補欠選挙は、７月の参院選の行方を占うと注目を集めた。安保法制反対で一致した野党４党が初めて統一候補を推し、与党候補と一対一で得票を競い合ったからだ。「一番新しい国政選挙」を追いかけた。

• 池田真紀氏インタビュー
  選挙のプロには無所属市民候補を
  勝たせる責任がある
• 北海道５区補選結果に見る安倍政権の今後
  露呈した有権者との"ズレ"
  鈴木哲夫

  北海道５区の補選結果からは、これまでの景気優先から、社会保障や子育て対策に有権者の争点が変化したことが読み取れる。安倍政権にとって、夏までに有権者との"ズレ"をどう修復するかが鍵となりそうだ。