「反日」と歴史歪曲主義

敗戦後70年を迎え、歴史を「歪曲」しようとする動きが活発になっている。デマを繰り返すネット右翼を軽くみてはいけない。彼ら彼女らの言動を支えている正体を見据え、それが結果としてなにをもたらすのかを考える必要がある。

  • 「人肉食シーン」などない、壮絶なサバイバルの物語
    映画『アンブロークン』は「反日」なのか
    乗松聡子
  • ネット上で賛否入り乱れるサザンオールスターズ
    「ピースとハイライト」は時代を変えるのか
    平野悠

    音楽家のメッセージをどう考えればよいのか。1970年代からライブハウスを運営し、無名時代のサザンオールスターズを間近で見てきた筆者はどう考えるのだろうか。

  • 南京大虐殺 中国初の「国家追悼式」
    「過去を忘れないことが戦争を起こさないことにつながる」
    松岡環

    昨年2月、中国政府は南京陥落の12月13日を「国家追悼日」に制定し、「南京大虐殺記念館」で1万人あまりが出席する追悼式を開いた。日本のメディアの一部やネットでは「大虐殺」まぼろし説が喧伝されているが、昨年の追悼式に出席した筆者は言う。「安倍首相や閣僚らこそがこの式典に来るべきだった」。

  • 中学校教科書採択でうごめく「育鵬社」「自由社」勢力
    教育再生首長会議と八木秀次「再生機構」理事長の蜜月
    俵義

    文今年は4年ぶりに中学校教科書の採択が行なわれる。歴史を改竄して日本の侵略戦争・植民地支配を美化・正当化、改憲の必要性を子どもたちに刷り込もうとする育鵬社版・自由社版教科書の採択活動を安倍晋三政権・自民党が全面的に支援している。

  • 浮ついた美化や賛辞と対峙する「共苦」
    「戦争の罪責」としての“特攻”と“玉砕”
    八柏龍紀

    「特攻」と「玉砕」。ともに日本人のメンタリティを考える上で重要なテーマだ。はたして『永遠の0』で特攻を知ったことになるのか。あの戦争とはどんな時代の出来事だったか。歴史を「戦争の罪責」の視座から捉え返す。

  • セブン‐イレブン“鈴木帝国”の落日 連載第12回
    セブンと自衛隊――元陸将をトップに紛争封じ 渡辺 仁

  • 武装して国内で殺人やテロ行為を繰り返す米国が支援するウクライナのネオナチ 古是三春

  • 小林秀雄を「読む」
    「自由」であるために問う対談 大澤信亮×若松英輔小林秀雄の「下学」 なぜ、いつまでも生きた「批評」であり得るのか 前田英樹

  • 阪神・淡路大震災から20年(2)
    住民無視の巨大開発のツケ 粟野仁雄

  • 【健康】増え続ける予防接種とワクチン
    新たな健康被害の恐れあり 天笠啓祐

  • 悲しみから再生へ、被害者遺族の日々
    「世田谷一家殺人事件」から14年 渋井哲也

  • 新・買ってはいけない204
    何度も言いますが「ウイルス除去製品」は 百害あって一利なし 渡辺雄二

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