自己陶酔する安倍首相と仲間たち

劣化する自民党 

国政選挙で続けて大勝し、国民が信任を与えた安倍・自民党。しかし憲法改正や歴史修正主義の主張で、国際社会に対しては極右政権のイメージをふりまいている。さらに、この首相は断定口調や思い込みが強く、野党と対話もできない。内閣も世襲議員が過半数を超える。政治家の劣化を感じるばかりだ。なぜこうなってしまったのか。政治的閉塞感の真相に迫る。

  • 座談会 村上正邦×菅沼光弘×木村三浩×亀井静香
    「イスラム国」人質事件で安倍首相は責任をとれ
  • 小選挙区制でさらに増加傾向に
    国政は「世襲議員」の家業なのか!?

    本誌取材班自民党劣化の要因の一つに挙げられるのが、いわゆる「世襲議員」の多さだ。国政の中心に2世・3世がごろごろいて、何の疑問も議論も起きずに世襲政権が続くのは異常ではないか。

  • 元自民党沖縄県連顧問・仲里利信衆議院議員(無所属)に聞く
    戦争体験のない安倍政権の怖さ
    野中大樹

    自民党沖縄県連顧問、沖縄県議会議長まで務めた仲里利信衆議院議員は「沖縄の自民党と本土の自民党が違う」「安倍政権が怖い」と話す。仲里さんの軸足はどこにあるのか。

  • 元沖縄開発庁長官・鈴木宗男新党大地代表に聞く
    民意無視の驕れる自民に喝ッ!
    横田一

    かつて自民党の衆院議員として北海道および沖縄開発庁長官を歴任した鈴木宗男氏が、民意を無視する驕れる巨大与党・自民党に喝を入れる。

  • 元党政調会長室長の証言に見る自民党の曲がり角
    平井康嗣

    小泉純一郎元首相の姉は自民党職員を味方につけることによって絶大な小泉人気を下支えしたと言われている。結党から60年、日本最大政党の変遷を党職員はどう見ているのか。

  • 前日本医師会会長・原中勝征さんに聞く
    「お金を稼がない人=無価値」とする国であってはならない
    野中大樹

    選挙になると当然のように自民党候補を推薦してきた日本医師会。その医師会に弓を引いたのが原中勝征・前日本医師会会長だ。原中さんは「命を守らない政治は批判すべきだ」と断言する。

  • 政界の裏を知り尽くす作家・大下英治さんに聞く
    経営者ではなく“サラリーマン”となった政治家たち
    野中大樹

    政治家が小粒になった--よくある指摘だが、何が政治家を小粒にしたのか。永田町の重鎮議員たちを長年取材してきた作家の大下英治さんは、小選挙区制度と経営者的たくましさの喪失を挙げた。

  • 劣化しているのは日本の民主主義
    マイケル・ペン
    安倍・自民党を海外メディアはどのように見ているのだろうか。日本での取材が長い米国人ジャーナリストが、日本の危機的な政治状況を分析する。
  • 対 談 朝堂院大覚 × 佐高信
    “ニセ者”蔓延る経済界
  • 電線のない電力自給の家
    電力会社からの自立は実現可能だ 斉藤円華
  • 近くて遠い学校の公開授業とは……
    いざ阿佐ヶ谷 ! 朝鮮学校“潜入”レポート 北岡 裕
  • チェ・ゲバラの甥 マルティン・ゲバラ氏インタビュー
    「キューバ革命は変質しました」 工藤律子
  • 重慶大爆撃訴訟が判決へ
    体内に72年間居座った爆弾の破片 鈴木賢士
  • 新・買ってはいけない205
    歯周病予防にならない、「洗口液」での口ゆすぎ 渡辺雄二
  • 連載 1★9★3★7
    『時間』はなぜ消されたのか 4 辺見 庸

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