ブラジルW杯の表と裏

6月13日(日本時間)、「2014FIFAワールドカップ」がブラジルで開幕した。大会の模様は世界中で放映され、視聴者は数十億人にも上るという。本誌では、世界中が注目する優勝トロフィーの行方の影で知らされない、もう一つのワールドカップ、もう一つのブラジルを考える。

  • 伏魔殿FIFAの処方箋
    二宮清純

  • “祖国”ブラジルW杯へ
    それぞれの想い
    福田優美

  • ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の傷痕を超えて
    W杯代表チームにこめられた民族融和の願い
    木村元彦

  • ConIFAワールドフットボールカップって何?
    国境も人種も宗教も越えサッカーが結ぶ世界
    実川元子

    商業主義と国家主義に溢れたFIFAワールドカップ・ブラジル大会とは対照的な、もう一つのワールドカップが、北欧のサープミ(英語名ラップランド)で開催された。本来の意味で、世界を一つにするスポーツの力を、現地から伝える。

  • 小池洋一・立命館大学教授に聞く
    「社会自由主義」という選択サッカーだけではない! ブラジルの挑戦

    ブラジルで開催中のW杯サッカー競技の模様が世界のメディアを駆けめぐっているが、資本主義でも社会主義でもない新たなオルタナティブ(選択肢)「社会自由主義」を掲げるこの国の実像は知られていない。ラテン・アメリカ経済の第一人者、小池洋一・立命館大学特任教授に聞いた。

  • 最新報告 建て直された朝鮮戦争記念館
    金正恩第一書記が示す反米の強い決意 写真・文:伊藤孝司

  • メディアが伝えなかった5・1
    世界卓球南北対決代々木体育館が赤く染まった夜 北岡 裕

  • 民間議員主導で進む農業への市場原理導入
    農業従事者不在の産業競争力会議 小川匡則

  • 自公選挙協力にも影響は必至
    集団的自衛権をめぐる公明党の決断は 横田 一

  • 使用済み核燃料の再処理を競う日本と韓国
    韓米原子力協定を大義名分に原発再稼働を狙う安倍政権 裵淵 弘

  • シリーズ・司法を正す9 冤罪・袴田事件弁護団 秋山賢三弁護士
    警察・検察・裁判官の保身の集積 青木 理

  • 袴田事件に再審をもたらした静岡市民の「味噌漬け実験」 小石勝朗

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