年末二大経済対談 資本主義の狂気

●年末経済対談1アベノミクスは労働者の窮乏化を進める鎌倉 孝夫 × 佐藤 優世界経済も日本経済も一向に回復しない。株価は上がっても、私たち多くの人々の生活には改善の気配すらない。その理由を根本から考えたい。まずは、『はじめてのマルクス』(小社刊)の著者二人が、マルクス経済学の視座から話し合う。●年末経済対談2過剰資本大国日本の進むべき道は佐々木 洋 × 水野 和夫司会/北村 肇(本誌発行人)「成長が全ての怪我を癒した」近代社会は終焉を迎えている。近代をこれまで牽引してきた資本主義の先に、新しいシステムも見えてこない。だとしたら――。二人の経済学者が語り合う。●株式上場に向け、郵政で何が起きているか〈上〉成果賃金に翻弄される労働者平舘 英明お歳暮配達や年賀状販売で、郵便局はこの時期活気づく……。郵政の民営・分社化から6年。日本郵政グループの人事・給与体系が今、大きく変わろうとしている。競争力強化の名のもとに、過酷な労働に従事する郵政労働者の実態を2回に分けて報告する。●英BBCの衝撃潜入リポート「アマゾン」倉庫で秒刻み過酷作業馬場 千奈津

  • 特定秘密保護法の成立に抗議する ○国会の自殺であり、三権分立へのテロであり、憲法への宣戦布告である編集長 平井 康嗣○次の衆議院選挙がある3年後には政治をひっくり返すぞ!本誌編集部◆これは異常事態だ!特別委の採決記録が残っていない畠山 理仁
  • 労働組合を“反社会的勢力”扱いカネを奪い、争議を封じる民事弾圧 宗像 充会社から不当な取り扱いを受けたとき、労働者は労働組合を通して法律で守られた権利を行使しようとする。だが、「営業妨害行為」「平穏権の侵害」等で使用者が裁判所に訴え、労働者の権利行使を封じる事態が近年、続出している。
  • 非常勤講師を五年で雇止め?ブラック化する早稲田大学 入江 公康昨年の労働契約法の改正に伴い、早稲田大学が非常勤講師の五年雇止めを就業規則に盛り込もうとしている。確信犯的脱法行為を企てる同大の総長は、政府「教育再生実行会議」座長の鎌田薫氏。国会では“援護射撃”する法案まで通った。
  • 新わたしと憲法シリーズ 沖縄・高江のヘリパッド工事強行と住民の反対行動を撮影して発信比嘉 真人戦争につながる軍事基地に反対する主権者を国が訴えるやるべきことが真逆でしょう
  • 浮躁中国64香港の農村を守る取り組み 麻生 晴一郎香港郊外の農地をつぶして進められる巨大開発計画に対し、香港の農業を守ろうとする動きが誕生した。中国本土との関係に揺れる香港の、もう一つの顔だ。
  • ベトナム戦争パリ和平会談から40年ベトナムは今 文・写真 伊藤 千尋ベトナム戦争で米軍の撤退を決めたパリ和平協定の締結から今年で四〇年、日本とベトナムとの国交樹立からも四〇年になる。この節目の年、現地を訪れた記者が見たものとは。
  • 新・買ってはいけない192めでたい正月も地獄になる!?「おせち料理」選びにも安全・安心を求めたい 渡辺雄二お正月が近づき、おせち料理の準備を考えている人も多いと思います。最近は豪華なおせち料理セットを頼む人もいるようですが、一方スーパーなどで黒豆や数の子などを買い求めて、重箱に詰めたり、お皿に並べたりする人も少なくないでしょう。しかし、中には危険性の高い添加物を含む製品があるので、注意してください。

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