敗戦特集 原爆と原発  ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ  そしてフクシマ

敗戦から67年を経た敗戦記念日にあわせ、本誌は昨年に続き原発と原爆の関係を問う。東京電力福島原発はいま現在も放射性物質を放出し続ける。住民の不安は続くのに、官僚・政治家の多くは人々の声に向き合おうとしない。核武装の必要性を高らかに説く勢力まで出てきた。私たちは、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニの悲痛な経験から学ばなければならない。そして、核による被害者をこれ以上出さないよう声を上げよう。あらゆる機会に! あらゆる場所で! 何度でも!

●福島菊次郎。90歳。 「ヒロシマからフクシマへ」 戦い続ける写真家僕にとって原爆と原発は同義語。救済されず、のたうちまわって亡くなっていった。広島の被爆者の実態を見てきたから、同じ風景を福島の未来に重ねざるをえない。 ●被曝2世 108人の肖像 吉田敬三●吉田敬三インタビュー 西山俊一●対談 ビキニ事件から福島への警告 被曝からX年後に何が起こるのか 島田興生×伊東英朗米国が太平洋のビキニ環礁で水爆実験を行なってから58年が経った。「もう安全」として米国は島民を帰還させようとしているが、不安は消えない。ビキニのいまは福島の未来と重なるのか。元島民を記録し続ける写真家・島田興生さんと、マグロ漁などで被曝した漁師たちを追跡した映画『放射線を浴びたX年後』の監督・伊東英朗さんが話し合う。福島の対応は、ビキニ事件の教訓を一切踏まえていない。放射能が同心円ではなく帯状、葉巻状に流れた問題ですね。――島田福島が「X年後」にビキニ事件と同じようになっていくことを、繰り返してはいけないんです。――伊東●?脱原発派”に転じた西尾幹二氏と小林よしのり氏 「核武装に欠かせない」論の 奇矯さを嗤ってすませられるか 能川 元一原発と原爆の核技術が密接に重なっていることや、原発導入の陰に核武装の思惑が潜んでいることがあらためて浮かびあがってきた。だが、核武装に反対する声は大きくはなっていない。なぜなのか。◆『日経』共催のシンポジウムで飛び出すホンネ! 日本に原発を続けさせたいジャパンハンドラーの思惑 伊田 浩之

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