族議員 vs. 官僚 予算委員会では話されない予算の話

たとえかけ声であったとしても自民党政権下では耳にした「財政収支の黒字化」という言葉が、民主党・野田政権ではまったく聞かれない。税収以上の借金を積み上げる国家予算の全体像を、一体、誰がどこで決めているのか? それは衆参の予算委員会ではない。

■族議員の“選手”交代に成り果てた政権交代 まさのあつこ■族議員を問題視することの問題 政治への不信で民主政治が窒息していく 吉田 徹■官僚主導で脱原発に踏み込まず 原発震災後も4000億円超の原子力予算 村上 朝子昨年の東京電力福島第一原発事故を受け、二〇一二年度の原子力関連予算は、はたして適正に修正されたのか?予算案決定までの過程から見えてくるのは、官僚の「粘り勝ち」の実態だ。■利権漁りの前に政策に明るい議員を育てろ 防衛官僚の「つかみ取り」を許す民主党政権 清谷 信一東日本大震災では被災者の救援活動がクローズアップされた自衛隊。次年度は今後の自然災害に備えた予算が組まれるものと思いきや、実態は――。

  • なぜ福島を撮るのか幸田大地氏に聞く 「僕は、福島を知らなかった。だから僕は福島という場所を知りたいと思った。知らなくてはいけないと思った。どんな薫りの風が吹き、どんな形の波が寄せ、どんな色に山が染まるのか。人々はどんな話をし、どんな音楽を奏で、どんなことで笑い、どんなことで泣くのか。」 写真家を動かし、そこで見て、考えた福島とは……。
  • 柔道家 山口香インタビュー4月から中学校で武道必修化 木村 元彦「教えたいのは身体的な特性か伝統文化か、詰めた議論が必要」(学校の先生が)学びながら柔道をやってみたら、体育の授業全般がちょっと変わった切り口から見られるようになったとか……理想ですね。(山口)
  • 詩人 若松丈太郎福島が背負った不条理を言葉で「形」にする日々 山岡淳一郎福島県南相馬市で、原発に警鐘を鳴らし続け、今も原発と向き合って生きる詩人がいる。埴谷雄高に接し、金子光晴に影響を受けたという詩人は、都会の人から「集団疎開」などと言われることに「違和感」を感じている。土地を離れることは人間性を否定される辛さ
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  • 「トマトでメタボ解消」騒動でわかる納豆騒動の反省なきマスコミ 垣田達哉かつて「納豆でやせる」と、大々的な騒動に発展したことがありました。5年後の今年、今度はトマトで騒動です。
  • 震災がれき広域処理亡国の日本列島放射能汚染 青木泰「被災地の早期復旧・復興のために、全国でがれきの受け入れを」というキャンペーンが盛んだ。しかしその一方で、全国の「善意」を利用する実態が見えてきた。

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