東日本大震災

「東日本大震災」「東北・関東大震災」「東北地方太平洋沖地震」……。東北・牡鹿半島沖の地震をきっかけとした大地震が東日本を震撼させている。太平洋沿岸一帯を巨大津波が襲い、多くの都市や町をのみこんだ。被災した福島原子力発電所は深刻な状態に陥り、約300キロ離れた東京でも放射性物質が確認されている。いまだ底が見えない未曾有の大震災を追った。写真 豊田直巳

■原子力避難民の長い夜 2回目の終業式 写真と文 和賀えり子◆「天災」と「人災」 地域社会の早期復興を 本誌取材班世界最大級と言われる巨大地震が東北地方で発生。直後に「津波」が集落をのみこんだ。過去の教訓を踏まえ、いま何ができるのか。■警告されていた「原発震災」 福島原発で何が起きているのか 伊田浩之+本誌取材班福島第一原発と第二原発の事故が深刻さを増している(一五日夜現在)。ただ、地震による原発事故と通常の震災が複合する「原発震災」の恐れはかねてから本誌を含め指摘していた。今後どうすればよいのか。◆川内博史氏(衆議院科学技術委員長、民主)に聞く 原子力政策は根本的な見直しを

  • TPPは日本を壊す 第2弾宇沢弘文と佐高信が「平成の開国」を問う 菅直人よ、新自由主義の歴史を知った上でのTPPかTPP(環太平洋戦略経済連携協定)交渉参加に向け、推進する政府の「開国フォーラム」が先月二六日から開始された。これに対し、「TPPを慎重に考える会」が中心となって設立した「TPPを考える国民会議」も同日から全国各地で対話集会を実施する予定だ。同国民会議代表世話人に就任した宇沢弘文さんと佐高信本誌編集委員が、TPPの背景にある新自由主義を語った。
  • 「君が代不起立」「思い」引き継ぐ若い教師たちも根津さん最後の卒業式へ 樫田 秀樹今年も東京都の公立学校で卒業式がはじまった。すでに「日の丸・君が代」に対する不起立者が出ているというが、都教委は「10・23通達」をタテに処分をやめない。免職の危機にありながら不起立を貫く根津公子さんにも卒業式が近づいている。◆『“私”を生きる』監督 土井敏邦さんインタビュー
  • 喧嘩かスポーツか―ブームの地下格闘技開祖・前田日明氏が警鐘を鳴らす  「不良少年たちにチャンスを与えるという志はあるのか」
  • 高須基仁のアウトサイダーインタビュー地獄を見てきた 人間の強さ戸川昌子 川端康成や三島由紀夫をはじめ多くの文化人に愛されてきた東京・渋谷のシャンソンバー「青い部屋」。昨年末に、“従業員の持ち逃げ”という不測の事態で存続の危機に陥ってしまった。救済企画を行なった高須基仁が、オーナーである戸川昌子さんに、「青い部屋」から自身の生き方を聞いた。
  • 漢検理事長解任の裏事情私物化を指摘されていた公明党・池坊保子代議士 横関 寿寛財団法人・日本漢字能力検定協会(以下、漢検)は、三月五日、臨時理事会を開き、任期途中で理事長の公明党・池坊保子衆議院議員の交代を決定した。事実上の解任となった裏事情には何があるのか――。
  • 新買ってはいけない159お肌つやつやになれるかな?「粉末コラーゲン」のヒミツに迫る 渡辺雄二
  • どこまで指針が浸透する?トランス脂肪酸ゼロの食生活を 沢木みずほ対策後進国、日本も、ようやく前進の兆しあり。トランス脂肪酸全廃をめざしたいですね。

購入

  • amazon
  • Fujisan
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング
  • 定期購読

ページトップに戻る