“菅・官”対決への期待と不安

■菅直人政権は 外務官僚に包囲された状態で 発足した 佐藤 優菅直人民主党代表を首相とする民主、国民新両党による連立内閣が六月八日、発足した。この新政権はすでに官僚に包囲されている。■改めて問われる「政権交代」の意味と価値 必要なのは理想を実現する機動集団 田中 優子 九カ月前、何のために政権交代をしたのか。それを改めて問う時がきた。 菅直人首相が考えを鮮明に言葉にし、その政策を確実に一歩ずつ実現できれば、政権交代の意味と価値が、今までよりずっと明瞭になる。■あえて列挙する 鳩山連立政権の 「功績」選挙に勝つため、わずか8カ月でトップのすげ替え――。この面だけをとらえれば、自民党と何ら変わりはない。だが、客観的にみたとき、社民党を加えた鳩山連立政権は、自民党政権には到底、実現できない政策をいくつも手がけた。この事実を見逃すべきではない。□情報公開「開かれた政府」へ前進 奥津茂樹□記者会見「記者会見開放」は既定路線となった 畠山理仁□子ども手当「子育て当事者」の意見を聞こうとはした 赤石千衣子□国賠訴訟 二つの政治決着 鎌田慧□貧困、自殺 内閣府参与への民間人起用は確実な変化 中下大樹□国家公安委 国家公安委員からマスコミを外した英断 日隅一雄□憲法審査会 野党の始動要求に応じず 高田健

  • 被害を繰り返さないために今すぐ口蹄疫の検証と対策を 垣田達哉いまだ終息の兆しが見えない口蹄疫。第2、第3の被害を出さないために、シビアな検証をする必要がある。
  • JR採用差別事件勝ち取った歴史的勝利和解 荒木 健次一九八七年の国鉄分割・民営化で大量の国労組合員らがJR不採用となり、国鉄清算事業団からも解雇された採用差別事件。尊厳の回復を目指した長い闘いは歴史的和解をつかみ取った。
  • 追悼 芸術界の巨星が相次いで逝った。ダンスの枠にとどまらない「BUTOH(舞踏)」ブームを世界的に巻き起こした舞踏家・大野一雄さん(享年103)。反権力の立場から前衛芸術批評を手がけた美術評論家・針生一郎さん(享年84)。彼らが遺したものとは、何だったのか。大野一雄 死そのものまでも舞踏の表現として完結金平茂紀針生一郎 生涯貫いた政治と芸術の前衛批評アライ=ヒロユキ
  • 廣瀬純の生の最小回路(17)イーストウッド/デリダ身体が何をなし得るか予め知ることはできない  二七年間の獄中生活を経て一九九〇年に釈放された後、九四年に南アフリカ大統領に選出されたネルソン・マンデラが「レインボウ・ネイション」としての南ア国民統一の梃をラグビーに見出し、同国代表チームの選手たちとの交流を図りながら、彼らを九五年に南アで開催されたワールドカップでの奇跡の優勝にまで導く――クリント・イーストウッド『インビクタス/負けざる者たち』の物語は大まかには以上のようにまとめられよう。
  • タトゥー新時代 文・写真 藤田正かつては闇社会の象徴のように思われていた刺青。気がつけば「タトゥー」と言葉が代わり、都市生活の中に広がりつつある。街の中で、電車の中で、彫物を入れた人を目撃することが、ずいぶん増えたように思う。彼らはどのような思いで、タトゥーを入れるのだろうか。また、そこに「落とし穴」はないのだろうか。
  • ルポ 音威子府・稚内国労闘争団「雇用確保」という残された最大の試練闘い、いまだ終わらず 本誌取材班国労闘争団ら「四者・四団体」は問題解決に向けた「政府案」の受諾を決定した。だが、経済状況が厳しい北海道では、「雇用」が最終的な解決をみていないため、現場の闘争団員・家族の不安は残ったままだ。
  • レジ袋、減らすも増やすもアナタしだいレジ袋削減をめざす、川口市の試み 坂井敦レジ袋削減に取り組む自治体が増えています。六月からスタートした埼玉県川口市の「レジ袋削減条例」を紹介します。

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