“名ばかり新党”に惑わされるな

■保守系新党乱立をどう読むか 新自由主義を乗り越え真の 「保守リベラル」確立を 中島 岳志■みんなの党 創価学会票も流れ込む!? 実績伴わない急躍進 横田 一民主、自民以外の第三極として支持率急上昇の「みんなの党」だが、政治的実力のほどはあまり検証されていない。その選挙手法や、メディア戦術に目を向けると、過度な議席を得るのは危険ではないか。■たちあがれ日本 新党改革 新党旗揚げ直後から「不人気」の理由 古川 琢也結党直後から、これほど期待されていない二党もめずらしい。党代表の人望、若手議員の不参加、政策の不透明、「参院の独立性」を無視する候補者擁立……。関係者から「不人気」の理由を探った。■日本創新党「つくる会」と松下政経塾がコラボ? 星 徹「つくる会」の“歴史改竄教科書”が大好きで、松下政経塾出身の山田杉並区長や中田前横浜市長らが中心となり、日本創新党が結党された。彼らの“仕事ぶり”を検証すると……。◆男性“性”がぷんぷん匂う 北村 肇

  • 早期返還・閉鎖が遅れている米海兵隊の普天間飛行場日本軍にせよ、米軍にせよ命を脅かすものでしかない 鎌田 慧米軍普天間飛行場の無条件閉鎖・返還などを訴え、人間の鎖で普天間基地を包囲する「県民大行動」が五月一六日、沖縄・宜野湾市で行なわれた。政府を追及する沖縄県民の声はますます高まっている。
  • 追悼 井上ひさしさんひさしさんが、喜劇の手法で描き出した「日本国憲法」の思想 小森 陽一先月亡くなった作家・劇作家の井上ひさしさんが遺した数々の作品は、日本社会の根っこを問う重いテーマを扱いながらも、ユーモアにあふれ、世代を超えて多くの人たちに愛された。井上さんと親交の篤かった日本文学者の小森陽一さんに寄稿してもらった。
  • 世界が見つめる「日本の差別」国連人種差別撤廃委員会の報告 前田 朗ジュネーヴで、二〇〇一年に出された勧告(最終見解)はどう実現されたのか。その日本政府報告がジュネーヴの国連人種差別撤廃委員会で審査された。九年を経てほとんどなにも変わっていないことが明らかになり、前回とほぼ同じ勧告を受けることになった。◆アイヌは日本の先住民族だ 阿部 ユポ◆「国境なき人権」の実現を求めて 細木 一十稔 ラルフ
  • 破壊と希望のイラクファルージャから沖縄へ、ワセックさんの思い米軍の「残虐性」直視を 高遠菜穂子
  • 信濃川「不正取水」問題に決着強行JR東日本と国交省、癒着の構図 古川 琢也JR東日本の社会的信用を地に落とした「信濃川水泥棒」事件の発覚から早一年半。先月、同社は国交省に再申請を提出し、地元では「早ければ夏前にも取水再開か」との憶測も飛ぶ。だが、再取水を許可するには、いまだ不透明な問題が多すぎるのが現実だ。
  • 生存のもやい直しビッグイシュー基金希望は無限大 野村 昌二ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌『ビッグイシュー日本版』が設立したNPO法人「ビッグイシュー基金」。さまざまなかたちで自立をサポートするなか、スポーツなどの同好会やイベントは、どのような支えになっているのか。
  • だれが、だれを裁くの?「東京裁判三部作」栗山民也さんに聞く 井上ひさしさんのライフワークともいうべき「東京裁判三部作」が、東京・新国立劇場で一挙再演中だ。初演時から演出を務め、「遅筆」で知られた井上さんが全幅の信頼を寄せていた演出家の一人、栗山民也さんに聞いた。

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