野党のゆくえ

■永田町の舞台裏 番記者たちの思惑 武田 羊子かつて自民担当の番記者は派閥ごとについていたが、議員数激減と野党になったことで番記者の数も減ることになる。番記者と議員の関係は緊密になりがちで、中には記者を子飼いにして情報を得ていた議員や、与党担当で自分が政治を動かしているような気になる記者もいた。与野党が入れ替わった今後、議員と記者の関係はどうなるのか。■復権か万年野党か崩壊か 自民党の取る次の一手は? 山口 二郎「腐っても鯛」とはもう言えない。原形を留めないほど腐ってしまった長期政権党は、悪臭を放ってこのまま捨てられるだけなのか、それとも腐った部分を肥やしとして新しいものに生まれ変わるのか。自民党が直面する分かれ道とは――。

  • 繰り返される違法薬物事件行き過ぎ芸能マスコミも報道できない不文律とは!? エンタメ取材班大騒ぎをしているが、芸能人の薬物事件は別に珍しいことではない。常に繰り返されてきたことである。とはいえ、その背景は現代的に変わり、報道する側のさじ加減の違いも垣間見えた。◆「ニンニク注射」など隠語が跋扈しはじめた昼夜逆転社会に恐怖を感じる出版プロデューサーの高須 基仁氏
  • 追悼 平岡正明 弔辞 山下洋輔/梁石日/田中優子◆革命的戯作者の静かな死 平井玄◆濃厚で、軽く、本当に綺麗な方 菊地成孔
  • 「開国」とナショナリズム 対 談 田中優子 佐藤 優日本は江戸末期に鎖国を解いたと、一般的には理解されている。開国とはなにを意味するのか。開国とナショナリズムはどのように関係しているのか。自身の土地に生きる感覚と世界観を同時に持つことが重要――田中理想的な状態は語り、議論するが、簡単には到達できない――佐藤
  • ケータイ基地局周辺での健康被害 ◆沖縄発 住民が次々と鼻から出血するマンション 藤田 知也沖縄県那覇市のとある高台にそびえ立つ、築二十数年の一〇階建てマンション。最上階で暮らしていた内科医・新城哲治医師(四六歳)の家族に次々と {異変} が起きたのは、昨年春以降のことだった。調べてみると、ほかの住民にも異変が起きていた。◆影響認めない日本と規制強める海外の動き 加藤 やすこ本誌でもたびたび紹介してきたように、携帯電話基地局周辺では頭痛や不眠、倦怠感などさまざまな健康被害が報告されている。国内では電磁波の健康影響は認められず、基地局の移転や撤去を求める裁判も進行中だ。このほど出た判決を紹介する。
  • 国民は「自民党政治」を変えたが報道は変わるのか「八ッ場ダム中止バッシング」報道 まさの あつこ
  • ソウルからの手紙テレビ局員に逮捕者続出法改定に揺れるメディア 佐藤 大介
  • 殺処分ゼロへの挑戦 写真・文 尾崎 たまき

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