北朝鮮“人工衛星”打ち上げ

■戦争ごっこに 巻き込まれるな 青木理朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が4月5日、“人工衛星”を打ち上げた。戦争が始まったかのような大騒ぎが繰り広げられたが、そもそも問題の本質はどこにあるのだろうか。■「ミサイル防衛」と称する壮大なデマ 成澤宗男自衛隊初の「領域防衛」動員の名目となり、日本中を興奮状態にした「北朝鮮ロケッ   ト」。だが冷静に観察すれば、そこには意図的なデマとウソが充ち満ちていた。■「破壊措置命令」で隠したミサイル訓練 成田俊一

  • セブン-イレブンの正体鈴木敏文商法の「詐術」なんでもアリのドミナント交渉の舞台裏西川富夫取締役が約束した「9億円闇和解」の真相 上 渡辺 仁セブン-イレブンの三五年の {栄光の歴史} は、本部と加盟店オーナーとの暗闘の歴史でもある。経営苦によって「未送金」などの契約違反に追い込まれたオーナーに対し、脅迫、監視、騙し、レジ管理の追い込みが日常的にくり返されてきたからだ。その極めつきが「ゲンナマの口封じ」である。創業期から続く詐術的な体質に迫る。
  • シリーズ生きている労働組合 20ソクハイユニオンメッセンジャーは「労働者」だバイク・自転車便業界初の大規模な組合結成 野村 昌二「実態は労働者なのに契約が個人事業主扱いなのはおかしい」――。自転車・バイク便大手「ソクハイ」で働くスタッフが、労働組合「ソクハイユニオン」を結成した。ところが、会社に「労働者扱い」を求めたら契約を打ち切られた。国は、メッセンジャーやバイク便の運転手は「労働者として扱うべきだ」とする通達も出した。誠実な対応を見せない会社に、地位確認や慰謝料を求めて提訴。闘いは続く。
  • 高レベル放射性廃液が大量漏洩 約131リットル中の放射能が行方不明に 桐生 広人高レベル放射性廃液が大量に漏れる事故が、アクティブ試験中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)で2回も起きた。「放射能汚染はない」と日本原燃は言うが、蒸発した約131リットルの廃液の中にあった放射能は未だ行方不明だ。
  • 痛憤の現場を歩く93豊田市保見団地の日系ブラジル人3雇用保険切れも間近日系人の新たな「苦悩」 鎌田 慧日本が移民政策を始めてから100年が過ぎたいま、日系ブラジル人たちは新たな「苦悩」に直面している。年末年始の解雇に続き、雇用保険が切れるピークがこの5?6月にも訪れるという。「これから」の不安を抱える家族に、話を聞いた。
  • 教育があぶない2009新任教師パワハラ、退職強要、長時間労働……夢も希望も奪われて命を落とす悲劇も 平舘 英明今春もまた、新任教師たちはそれぞれの学校に配属される。しかし彼らを待ち受けるのは、パワハラや退職強要、長時間労働といった強権的な管理支配だ。精神疾患で命を落とす悲劇も繰り返されている。
  • 劣化ウラン弾問題を報じ続ける韓国人ジャーナリストイ・シウ(李時雨)氏に聞く米国の劣化ウラン弾は韓国・日本の国民にとっても恐ろしい 韓国の国家保安法と軍事機密保護法違反に問われたフォトジャーナリスト、イ・シウ(李時雨)氏が昨年一二月三〇日、ソウル高等法院で無罪判決を受けた。「弾圧」の理由と背景をイ氏に聞く。
  • 「ニセコ・バブル崩壊」はウソ!豪州事情知らない日本の大手メディア 木村嘉代子木村哲郎ティーグ北海道ニセコ地区がオーストラリア人の観光客でにぎわうようになったのは2005年ごろからだが、昨年来の金融危機で日本国内では「ブーム終焉」の報道が相次いだ。本当に翳りは見られるのか。北海道とオーストラリアから現状を伝える。

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