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856号目次


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856号注目記事

■対談 渡辺京二×田中優子

熊本を拠点に物を書き続けてきた作家・渡辺京二さん。
今回、『黒船前夜』(洋泉社)で大佛次郎賞を受賞した作家の渡辺さんと、渡辺さんを敬愛する田中優子・本誌編集委員が、「共同体と個人」「近代」「人間」などをめぐり語り合った。

一人ひとりがどんな佇まいで、どんな風に人との関係を築いていくのか、これだと思います。

自分たちで完結できる世界、そういう世界を自分のものにするしか人類の生きる道はないと思う。

■浮躁中国
 艾未未氏拘束の波紋
 「警察統治国家」に未来はあるか
 麻生 晴一郎

中国の現代アートのアーティスト、艾未未氏が突然に拘束され、二カ月半後、保釈された。
世界的に有名な人物ですら、理由なき拘束を受ける。
この事件を国際社会は見過ごしてはならない。

■表現の自由の危機か   
 実り多き協力関係か
 美術評における検閲で侃侃諤諤

本誌でも毎週掲載するさまざまな「カルチャー評論」。たとえば美術評なら、編集部に依頼された書き手が美術館で取材し、原稿を書く。しかし最近、美術館側から編集部に「掲載の条件として、原稿の内容を事前にチェックしたい」と要求されるケースが増えている。到底受け容れられないジャーナリズムの「生命線」か。それとも、記述の正確さを期するための有効な「協力関係」か。本欄レギュラー執筆者の間でも、意見は分かれた。

必要
何度も助けられました。

信頼関係で成り立つ「慣行」
報道側の無理解にも責任が
樋口ヒロユキ ひぐち ひろゆき/サブカルチャー・美術評論家

拒否
すべて断ってきました。

「検閲」を受け容れることは批評の存立基盤の否定です
中村富美子 なかむら ふみこ/ジャーナリスト

反対
もっと議論しましょう。

停滞に直面する美術業界
「真の批評」の不在も原因
アライ + ヒロユキ 美術・文化社会批評

■岐路に立つ被爆地・長崎
 平和宣言に「脱原発」の文字は入るのか
 西岡 由香

■「防蚊加工Tシャツ」なんて 許せないぞ!
渡辺雄二

■残夢 第18回
 いごっそう
 鎌田 慧

■実は夏場の飲みものだった甘酒
 お酒から健康飲料へ
 沢木みずほ

てっきり冬の飲みものだと思ってました。夏の弱った体に最適だそうですよ。

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850号の注目記事

■佐藤優の飛耳長目62
 与野党の不毛な権力闘争が
 独裁の危機を招く

■否定された最高裁の「八百長」判決
 三たび無罪!山口組元最高幹部は無実だ
 亀井 洋志

組員に指示して拳銃を所持させたとして銃刀法違反(共同所持)の罪に問われていた
山口組元最高幹部の瀧澤孝さんに三度目の無罪判決が言い渡された。
ヤクザだったら何をしてもいい、とばかりにデタラメを繰り返す検察。
そして“法の番人” と呼ばれる最高裁判所の無法ぶりを二回にわたり暴く。

■おしどり通信vol.2
 おしどり マコ&ケン

■未成熟な最高裁判決の論理と根拠
 「君が代」起立・斉唱の強制は合憲?!
 高嶋 伸欣

五月三〇日と六月六日、最高裁は「君が代」斉唱で
教員に起立を命じる職務命令は合憲だとする判決を出した。
一方、大阪府では橋下知事率いる「大阪維新の会」が
不起立数回で懲戒免職にできる条例を準備している。
起立や斉唱は法律などで強制されてするものなのか。

■残夢 第14回
 逮捕まで
 鎌田 慧

■10年も前から気づいていたのに防げなかった
 O–111生肉食中毒事件
 垣田達哉

まだまだ被害継続中。誰もが危険性に気づいていながら、どうして防げない?

■廣瀬純の生の最小回路27
 増殖するタハリール広場
 アラブの春からスペインの春へ

「15M」(キンセ・エメ)――私がこの原稿を執筆している五月二一日現在、五
月一五日(el 15 de mayo)に始まったことからそう名付けられた大規模な民衆
蜂起がマドリードを中心にスペイン各都市で続いており、五月二二日に予定され
た地方選挙に向け選挙戦の最中にある同国全土を揺るがしている。アラブの春に
触発されたことがあからさまであるが故に「スペインの春」と呼ばれもするこの
運動は、逆にまた、アラブの春が何なのかをよりはっきりと照らし出してもいる。

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844号の注目記事

■高須基仁のアウトサイダーインタビュー
 本物の不良の図太さとは
 杉浦和男

本誌三月一八日号でも取り上げた地下格闘技ブーム。その中でも、異彩を放つKRUNCH(クランチ)。日本中の地下格闘技を知り尽くす高須基仁が、“クランチイズム”とクランチ創設者である杉浦和男の魅力に迫った。

束縛されるのは
イヤだし、
束縛したくない

杉浦は、何事にも
とらわれない生き方をしてる

■浮躁中国
 東日本大震災に揺れた台湾
 本田 善彦

震災後、いち早く日本支援を打ち出した台湾。
一方で福島第一原発事故は、台湾社会にも動揺をもたらしている。

■残夢 第10回
 赤旗事件
 鎌田 慧

■ビルマ・タイ国境 近くて遠い河岸
 写真・文 冨田きよむ

国軍と民主化勢力が激しく衝突しているビルマで、多くの難民が発生。タイ政府は水際作戦で、流入を阻止。総選挙、アウンサンスーチー氏解放といった派手な報道の陰で、難民たちは追いつめられている。

■食料、ガソリン、日用品……。何もかもがなぜ足りなかった?
 首都圏からモノが消えたワケ
 坂井敦

震災直後の品不足は、落ち着きつつあります。どうしてあんなことに? この一カ月を振り返ってみました。

■原発事故による東京電力の補償問題。
 巨額な税金のゆくえにルーズになるな
 浦野広明

すさまじい額の税金が補償に投入されるのは必至。税金の使われ方に目を光らせましょう。

■新・買ってはいけない160
 「洗口液」を使わなくたって
 歯周病予防はできるのだ
 渡辺雄二

歯みがき剤とも液体歯みがきとも違う「洗口液」なるものが売られています。歯みがきの後にこれで口をすすぐと、口内が殺菌されて、口臭や歯周病が予防できるというものです。一見よさそうな商品ですが、実はまったく必要ないのです。それどころか、かえって口内に炎症を起こしたり、病原菌の侵入を容易にする心配があるのです。