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900号目次


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900号の注目記事

■大飯原発再稼働は“犯罪的”所業である
小出裕章 京都大学原子炉実験所助教に聞く
聞き手・まとめ/粟野仁雄

究極の「出来レース」で再稼働が決定した大飯原発3・4号機。あの大事故からたった1年3カ月でなぜそうなるのか。京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏に聞いた。

■石牟礼道子 インタビュー
水俣の魂ば伝える

水俣病患者の想いを
独自の世界観で表現しつづけてきた
本誌初代編集委員の石牟礼道子さん。
創刊から九〇〇号を迎える本号にて、
いま思うところを語っていただいた。

■光の当たらない現地公務員
被災地を支える人を支える
香山リカ×辛淑玉

東日本大震災後、被災地に務める公務員の心身が疲弊している。自らも被災者でありながら自分のことを後回しにして働いているにもかかわらず、感謝もされないばかりか攻撃の的になっているからだ。被災地で「心のケア」のボランティアを続ける二人が、すさんだ人々の心と生活を支える人を支えていく重要性について語る。

死ぬまで頑張るのが
公務員だという。
でも、犠牲を
強いたヤツが
自ら犠牲を払うのを
見たことがない-辛

被災地では
復興が進まず
やり場のない
不安や怒りがでてきて
言い返せない職員を
叩いてしまう-香山

■米で拡大する“口封じ訴訟”対策法
巨額弁護費用を妨害側に負わせる州も
烏賀陽 弘道

本誌掲載の“原発利権”記事が名誉毀損に当たるとして、ジャーナリストの田中稔氏が白川司郎氏に訴えられた(五月一一日号・同二五日号参照)。高額賠償を求めてライターだけを訴えるなど口封じ(SLAPP)訴訟の典型的な要素を備えており、このような訴訟が乱発されれば“調査報道”は衰退し、タブーは増殖する。このため、言論の自由を重視する米国にはSLAPP対策法がある。

■福島の空を見上げて11
私たちが保養相談を続けるわけ
佐藤幸子

福島の子どもたちをめぐる状況は、依然として厳しいのです。
佐藤さんたちが力を注いでいるのが「保養」。
子どもたちに困難を乗り越えるエネルギーを得てほしいと思うから。

■浮躁中国
「時代の記録者」として生きる亡命者・廖亦武
本田 善彦

今はドイツに暮らす中国人作家、廖亦武。
天安門事件によって大きく変えられた彼の半生を紹介する。

■副読本『アイヌ民族:歴史と現在』書き換え事件の背景
平田 剛士

北海道を中心に全国の小中学校で利用されてきた副読本『アイヌ民族:歴史と現在』を発行する政府系財団が三月、記述の一部を「修整」すると全国の自治体教育委員会に通知し、今年度分の印刷と配布を中止した。一方的に「修整」を決められた編集・執筆陣から反発の声が上がっている。

849号目次


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849号の注目記事

■田中優子 責任編集 受け継がれる沖縄
 「いつか来た道」を繰り返さないために
 足下からの再出発
 鼎談 新川明 × 田中優子 ×川満信一

日本が「平和憲法」の下で経済復興の道をひた走っている時、沖縄はつねに「戦時中」だった。
その“戦禍”の中で思想を紡ぎ続けたのが新川明さんと川満信一さん。
日本が生まれ変わることを「期待してはいない」と言う二人の言葉から、私たちは何を読み取ることができるか。

■残夢 坂本清馬の一生 第13回
 恋と革命
 鎌田慧

■被災地に女性の視点を
 東日本大震災、被災者への性暴力を止めるには
 西村仁美

震災報道では、被災地の美談が連日のようにメディアを賑わせる一方、その陰で性暴力被害に泣かされている人たちがいることは報じられない。被災地で何が起こるのか。どうすればいいのか。

■田中優子 責任編集
 「地」の道理をないがしろにしてきた沖縄
 風水に根ざして生きること
 内原英聡

「大切なものは足下にある」
今回の企画に協力してくれた新川明さんはそう話す。
特集の最後は、田中優子本誌編集委員の弟子であり、沖縄をどう受け継いでゆけるのか模索する内原英聡さんが、自らの足下を掘り返す。

■声を出せる状況を作るために
 求められる「女性支援」という被災者対応
 竹信三恵子

東日本大震災で、女性被災者への支援が立ち遅れている。
大災害の中、女の抱える問題などささいなこと、と解決を後回しにされ、疲れ果てていく女性たちの姿がそこにある。

■ちょっとクールな心の科学9
 暴走する脳と止める脳
 坂上雅道

どうしても「○○したい」衝動が抑えられない-。
よくありますよね(えっ、そーでもないですか?)。
そんなとき、脳の中はどうなっているのかな?

■しょうゆにもにせものがあるんです。
 本物を見分けるにはどうしたらいい?
 沢木みずほ

お使いのしょうゆは「しょうゆ」? それとも「しょうゆ風調味料」? ふたつの違い、ぜひ知っておいて。