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914号目次

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〈注目記事〉

「人からコンクリートへ」と逆戻り
 安倍氏の旧態依然バラマキ政策

 横田一 ジャーナリスト

「過去の人」のはずの安倍晋三氏が再び自民党総裁に復帰し、政権奪回に意欲を燃やす。しかし、その政策はすでに国民からNOをつきつけられた古臭い自民党政治そのもの。失政を直視・反省することのできない安倍氏の迷走が再び始まる。

座談会 平熱が高かった70年代 そしていま
中山千夏+平井 玄+雨宮処凛
  司会:北村 肇

本誌二〇〇九年一一月六日号から一二年七月一三日号まで、計二四回にわたって掲載した「70年代の光と影」シリーズを単行本にします。刊行に先だって、七〇年代とはどういう時代だったのかを青春まっただ中で生きた中山千夏さん、学生時代として過ごした平井玄さん、そしてその時代がすでに「伝説」になっているという雨宮処凛さんが語り合いました。

高須基仁のアウトサイダーインタビュー 第13回
「一期は夢よ ただ狂え」
 歌手 黒岩安紀子

『花と蛇』に代表される多くの作品が映画化された作家の団鬼六(本名 黒岩幸彦)さん。生前親交のあった高須基仁は、故人だけでなく、妻の黒岩安紀子さんにも魅了されている。お二人のなれそめから、夫を見送ったこと、そして黒岩さんの反戦歌への思いに迫る。

団鬼六はSM小説を本当に死ぬまで恥じてましたね

黒岩さんは究極の東京おちゃっぴい娘

路上から「NO NUKES」を 08
 メルトダウンした心に再び体温を脱原発の思いをつなぐ「白い風船」
 文・写真/斉藤円華(ジャーナリスト)

コストのかかる顧客対応は税金で肩代わり!?
 このままでいいのかメールでしか苦情を受け付けないネット企業の無責任体質
 杉原 章一

今や日本の経済界でも一定の存在感を持つヤフーや楽天などネット企業。
だが、彼らがこれまで急成長できた背景には、面倒な顧客対応を
公的機関に肩代わりさせ、コストを削減してきた”カラクリ”がある。

「なぜ命を賭けて撮影するのか」
 映画『壊された5つのカメラ』が問いかけるもの

 土井 敏邦

同時刻・同一地域で日本のジャーナリストと
現地カメラマンとが同時にドキュメントを撮っていた。
彼らの映像は「撮影することが {抵抗} そのものだ」
という責務と信念に貫かれている。
「記録し、伝える者」としての姿勢を突き詰める。

満腹の情景 第10回
 たねを採る農業
 写真・文 木村 聡


       897号目次

〈897号注目記事〉
●今の法体系は過酷事故に対応できない
 国会事故調、菅首相・枝野官房長官(いずれも当時)から事情聴取
本誌取材班

福島第一原発事故当時、政府の中枢にいた菅直人前首相と枝野幸男官房長官(当時、現経産大臣)が、国会事故調で証言した。浮かび上がったのは原子力災害対策特別措置法(原災法)の不備。これでは原発再稼働は危険きわまりない。

●満腹の情景 第6回 「生きもの」と「生きもの」をつなぐ「食べもの」
 命を入れるナイフ
 写真・文 木村聡

●原発は不良債権である
 金子勝・慶應義塾大学教授に聞く

放射能汚染が続く原発事故から一年以上経過してもいまだ誰も責任を取らず、
国民負担で加害企業・東京電力を救済し続ける事業計画だけが進む。
「原子力政策大綱」策定会議メンバーでもある金子勝・慶應義塾大学教授に聞いた。

●「次長課長」河本準一氏バッシングを見誤るな
 問うべきは福祉事務所のあり方と、「扶養の要件化」の危険性
 藤藪 貴治

お笑い芸人「次長課長」の河本準一氏の母親が生活保護を受給していたことが、
大きな問題となっている。バッシングに隠れがちだが、
この問題の裏には生活保護行政をめぐる重要な論点が隠されている。
ケースワーカー経験者の藤藪氏に読み解いてもらった。

●トラブル多発も「当事者ではない」と言い逃れる厚顔無恥
 ビックカメラが取材者に”脅し”
 杉原 章一

●対談 雨宮処凛×ロベール・ゲディギャン 『キリマンジャロの雪』監督
 貧困、経済格差―一日に90人が自殺する「やさしくない社会」、日本。

 なのに100万人規模のデモは起こらない。
 「世代間格差の壁」で連帯できないんです。
 なぜフランスではそれができるんですか?

 フランス人は自国の歴史を学ぶ中で自然と社会主義思想が根づいていきます。
 だから世代を超えて連帯できる。
 何かあれば政治に物申しコミットすることが生活の中で習慣として定着してるんです。

●フィリピンの友人はなぜ自殺しな ければならなかったのか
 遺骨収集事業が生んだ「ボーン・ビジネス」
 文=工藤律子 写真=篠田有史

フィリピンでは太平洋戦争中、約五二万人の日本人が亡くなった。そのうち約三七万人の遺骨がまだ現地に残っている。同国での遺骨帰還事業は一九五七年から実施されているが、近年「民間委託」を始めたところ、ある事件が起きた。

881号目次


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〈881号注目記事)
●「自由の死」を意味する暴排条例、暴対法改定
 ”無菌社会”は 極めて弱い
 青木 理

全都道府県で昨年施行された暴排条例による弊害が際だってきた。
警察庁が狙う暴対法改定にも問題点は多い。
一月二四日には、佐高信・本誌編集委員や田原総一朗氏らが記者会見し、
このままでは「自由の死」につながると批判した。

●ペナルティは「バイアグラ」に「ソープランド」
 NTT幹部と天下りOBらに「賭けゴルフ」「賭け麻雀」疑惑
 杉原 章一

元国営公社という強みで民営化後も業界優位に立つNTT(日本電信電話株式会社)。
先日、グループのNTTドコモは携帯電話の一部が通信障害を起こしたことで山田隆持社長が謝罪会見を行なった。
しかし、グループ幹部連中の :障害” ぶりは既に意外な形で明らかにされていた。

●飲水思源 第5回 鈴木東民への傾倒

渡邉恒雄と児玉誉士夫の関係に言及した『権力の陰謀』。
刊行は徳間康快が発行人の現代史出版会で、担当編集者は『週刊金曜日』創刊の立役者の一人である和多田進だった。
『週刊金曜日』創刊のため徳間に相談していた。

●満腹の情景 ホームレスの正餐
 写真・文 木村 聡

飢餓でも飽食でもなく

●理不尽ニッポン 第七回 金持ち優遇で自殺率世界一!
 武田 知弘

五分間に七人、毎年三万人超が自殺する国ニッポン。
世界で最も不幸な国になっている背景と要因には、
異常な金持ち優遇政策と最低レベルの生活保護など、
憲法を無視したお寒い社会保障の実態がある。

●福島だより4 国から出る情報は信用できない
 境野米子

原発事故のこと、放射能のこと、何も知らされなかった福島県民。
子どもにしなくてもいい被曝をさせてしまったという悔しさを、
国は永久に払拭することはできますまい。

●緊迫するイラン情勢と「核開発」疑惑
 成澤宗男

875号目次


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〈111209-注目記事〉
●内田樹・神戸女学院大学名誉教授に聞く
 橋下徹氏を勝たせた「弱者」の心理
 大阪府知事・市長選挙の結果を考える

大阪の二つの選挙は、新たな政治反動の幕開けを思わせる。
「維新」を唱える二人の候補者を勝たせた有権者たちは、
何を考え、何に期待したのだろうか。

●佐藤優の飛耳長目68
 一川保夫防衛相を楯にする防衛官僚の真の思惑

●初の単独インタビュー
 性暴力被害者の元自衛官
 自衛隊を語る

男性上司から性暴力を受け、現職の身分で国と自衛隊を訴えて事実上解雇された
元自衛官の女性がこのほど、初の単独インタビューに応じた。全面勝訴した判決から一年、
やっと自分や自衛隊のことを落ち着いて話せるようになったという。

●軍事主義・女性に対する暴力と闘う「女性自衛官の人権裁判を通して考える・軍隊と人権」

●ルポ 狙われた国境の島 ②
 レイマン・コントロール
 野中 大樹

●数字が見抜く 理不尽ニッポン
 第四回 消費税増税でさらに不公平に!
 武田 知弘

民主党や財界は、なぜ消費税を増税しようとするのか。
それは明快だ。大企業や金持ちにとってトクだから。
これほどの貧富格差のある国でさらに庶民を苦しめる
のが消費税だ。消費税増税論に騙されてはいけない。

●暴力団排除条例全国施行の深層
 山口組が招いた自業自得の窮地
 杉原 章一

全国で施行された暴力団排除条例(暴排条例)。
その主眼が山口組の壊滅にあることは明らかだ。
一方、我々庶民の側からすれば「ヤクザは皆同じ」に見えるが、
関東のヤクザから見れば関西の山口組は異質な存在だという。
元住吉会幹部の鴻池宗一氏から見た山口組の異形さとは、
そしてヤクザの行く末とは。

●民主党政権は公約反古
埋め立て再開した沖縄・泡瀬干潟
写真・豊里 友行 文・永尾 俊彦