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851号の注目記事

■沖縄をかき回す下地幹郎衆院議員
 普天間移設先「安波案」は絵に画いた餅だ
 平良 暁志

解決の目処がたたない米軍普天間飛行場の移設問題。
ここにきて、沖縄本島最北部に位置する国頭村の安波区が受け入れの可能性を示しはじめた。
人口わずか五〇〇〇人ほどの小さな村で何が起こっているのか。

■70年代の光と影
 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した
 国民作家・松本清張
 辻井喬

■獄中23年 二代目東組副組長・川口和秀さんが無実の訴え
 警察OBが語った杜撰な捜査一部始終
 亀井 洋志

二代目東組副組長・川口和秀さんは、「キャッツアイ事件」で殺人教唆の罪に問われ、
刑に服した。「ヤクザであること自体が罪」なのか。一貫して無実を訴え続ける
川口さんは、最高裁へ再審請求中だ。捜査を担当した警察OBの証言を
元に、警察・検察の杜撰さ、そしてヤクザへの偏見が生んだ差別を暴く。

■原発問題は置き去りで消費税増税へ
 菅降ろしで復活する新自由主義路線
 横田 一

民主党内の分裂危機を招いた内閣不信任決議案提出を受け、退陣を表明した菅直人首相。早くも大連立構想が立ち上がる中、経済産業省・原発推進派と財務省・消費税増税派の動きが活発化している。

■新買ってはいけない
 添加物だけで作られた「清涼菓子」ってなんぞや?
 渡辺雄二

口の中が爽快になるということで人気のある「フリスク」(クラシエフーズ)や「ミンティア」(アサヒフードアンドヘルスケア)、「アイスブレーカーズ」(ロッテ)。仕事や勉強の合間に食べている人も多いと思います。しかし、その中身を知っていますか? 詳しく知ったら、おそらく口に入れるのをためらわざるとえないでしょう。

■WHOが認めたケータイ電磁波の発がん可能性
 各種報道のミスリードを指摘しておこう
 植田武智

ケータイ電磁波の発がん性について、ついに因果関係を認める見解が発表されました。

■八ッ場ダム上流の品木ダムは違法ダム
 中和システム前提とする八ッ場ダムは建設できない
 熊本 一規

799号目次


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799号の注目記事

■早期返還・閉鎖が遅れている米海兵隊の普天間飛行場
 日本軍にせよ、米軍にせよ
 命を脅かすものでしかない
 鎌田 慧

米軍普天間飛行場の無条件閉鎖・返還などを訴え、人間の鎖で
普天間基地を包囲する「県民大行動」が五月一六日、沖縄・宜野湾市で行なわれた。
政府を追及する沖縄県民の声はますます高まっている。

■追悼 井上ひさしさん
 ひさしさんが、喜劇の手法で描き出した
 「日本国憲法」の思想
 小森 陽一

先月亡くなった作家・劇作家の井上ひさしさんが遺した数々の作品は、
日本社会の根っこを問う重いテーマを扱いながらも、ユーモアにあふれ、世代を超えて多くの人たちに愛された。
井上さんと親交の篤かった日本文学者の小森陽一さんに寄稿してもらった。

■だれが、だれを裁くの?
 「東京裁判三部作」
 栗山民也さんに聞く

井上ひさしさんのライフワークともいうべき「東京裁判三部作」が、
東京・新国立劇場で一挙再演中だ。初演時から演出を務め、「遅筆」で知られた
井上さんが全幅の信頼を寄せていた演出家の一人、栗山民也さんに聞いた。

■世界が見つめる「日本の差別」
 国連人種差別撤廃委員会の報告
 前田 朗

ジュネーヴで、二〇〇一年に出された勧告(最終見解)はどう実現されたのか。
その日本政府報告がジュネーヴの国連人種差別撤廃委員会で審査された。
九年を経てほとんどなにも変わっていないことが明らかになり、
前回とほぼ同じ勧告を受けることになった。

◆アイヌは日本の先住民族だ
 阿部 ユポ

◆「国境なき人権」の実現を求めて
 細木 一十稔 ラルフ

■破壊と希望のイラク
 ファルージャから沖縄へ、ワセックさんの思い
 米軍の「残虐性」直視を
 高遠菜穂子

■信濃川「不正取水」問題に決着強行
 JR東日本と国交省、癒着の構図
 古川 琢也

JR東日本の社会的信用を地に落とした「信濃川水泥棒」事件の発覚から早一年半。
先月、同社は国交省に再申請を提出し、地元では「早ければ夏前にも取水再開か」との憶測も飛ぶ。
だが、再取水を許可するには、いまだ不透明な問題が多すぎるのが現実だ。

■生存のもやい直し
 ビッグイシュー基金
 希望は無限大
 野村 昌二

ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌
『ビッグイシュー日本版』が設立したNPO法人「ビッグイシュー基金」。
さまざまなかたちで自立をサポートするなか、スポーツなどの
同好会やイベントは、どのような支えになっているのか。

       

790号目次


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790号の注目記事

■普天間飛行場、県内移設案が急浮上
 沖縄の怒りが爆発する
 伊田 浩之

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、
キャンプ・シュワブ(名護市など)陸上案が政府内で急浮上している。
名護市議会は三月八日、陸上案に反対する意見書を全会一致で可決した。
沖縄県議会も二月二四日、県内移設に反対する意見書を全会一致で可決しており、
基地被害に耐えてきた “沖縄の怒り” が爆発しようとしている。(関連二六~二七ページ)

◆下地幹郎 衆議院議員(国民新党・沖縄一区選出)に聞く
 「急激に海兵隊を撤退させられない」

■盛岡正博 長野県厚生農業協同組合連合会代表理事長
 再構築という賭けに挑む医療経営のドクター
 山岡 淳一郎

二世代、三世代先を見すえた、新しい医療環境づくりとは? 医師として、そしてJA長野厚生連理事長として、佐久総合病院をはじめとする傘下の医療機関の「再構築」に踏み出した盛岡正博の経営手腕に注目が集まっている。沖縄米軍政府が統治する「島」に生まれた呪縛を抱えながら、荒廃する医療と全力で格闘し続けてきた盛岡の創造力は、「まちづくり」という大きな構想に向かっている。

■格闘する思想
 高度資本主義下での「哲学への権利」をラディカルに問う
 本橋哲也 × 西山雄二

〈自分が依って立つ足場を崩すのではなく、批判的に検討せよ〉――
ジャック・デリダの「脱構築」理論を用いて、高度資本主義下で蝕まれた自らの足場である「大学」を一人の若手日本人研究者が問い始めた。それは『哲学への権利』という映画制作・上映会のかたちで、いま国内外に静かなうねりを起こしている。

■東京・大阪国税局が本部の“リベート隠し”に関心
 セブン=イレブン会計の闇にメスが入るのか
 渡辺 仁

税務調査など関係なかったセブン-イレブン加盟店に東京・大阪国税局の調査が入った。
この動きに担当税理士は「コンビニ会計への反面調査では?」と疑いの目をむける。
一方の税務調査官も「この不明朗な会計にもっと声をあげてほしい」ともらす。
長年、タブーになっていたセブン-イレブン会計にメスが入るのか。

■にこやかに闘う北のブロガー 栃内 新さん
 紙でもおおいにつぶやく

ブログ、Twitterなどで今や自己表現は誰でも簡単にできる時代。でも、多くの人が注目し信頼するブロガーは案外少ない。そんなブロガーの一人を北海道に訪ねた。

■きんようぶんか
 廣瀬純の生の最小回路(14)
 ホタルについて
 パゾリーニ/ディディ=ユベルマン/ゴダール

美術史研究と哲学とを横断するユニークな活動で知られるフランス人思想家ジョ
ルジュ・ディディ=ユベルマンは昨年一〇月、『Survivance des lucioles』すな
わち「ホタルたちの残存」あるいは「生き延びるホタルたち」と題された著作
(未邦訳)を発表した。ポケットに収まる大きさのこの新著で彼は、「大きな光」
(luce)に対する「小さな光」(lucciola)としての「ホタル」を語ったピエル
・パオロ・パゾリーニの有名な議論を取り上げつつ、とりわけここ一〇年ほどの
あいだに彼自身が練り上げてきた思想をこの上なくコンパクトに再提示してもい
る。

■ビルマ難民
 「棄民」となったロヒンギャーたち
 写真と文 宇田 有三

バングラデシュに逃れたビルマ難民「ロヒンギャー」は、イスラームというだけで自国からも隣国からも受け入れられない「棄民」となっている。現地にある公式・非公式キャンプでの越年取材をもとに報告する。