おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

799号目次


       799号目次PDF

799号の注目記事

■早期返還・閉鎖が遅れている米海兵隊の普天間飛行場
 日本軍にせよ、米軍にせよ
 命を脅かすものでしかない
 鎌田 慧

米軍普天間飛行場の無条件閉鎖・返還などを訴え、人間の鎖で
普天間基地を包囲する「県民大行動」が五月一六日、沖縄・宜野湾市で行なわれた。
政府を追及する沖縄県民の声はますます高まっている。

■追悼 井上ひさしさん
 ひさしさんが、喜劇の手法で描き出した
 「日本国憲法」の思想
 小森 陽一

先月亡くなった作家・劇作家の井上ひさしさんが遺した数々の作品は、
日本社会の根っこを問う重いテーマを扱いながらも、ユーモアにあふれ、世代を超えて多くの人たちに愛された。
井上さんと親交の篤かった日本文学者の小森陽一さんに寄稿してもらった。

■だれが、だれを裁くの?
 「東京裁判三部作」
 栗山民也さんに聞く

井上ひさしさんのライフワークともいうべき「東京裁判三部作」が、
東京・新国立劇場で一挙再演中だ。初演時から演出を務め、「遅筆」で知られた
井上さんが全幅の信頼を寄せていた演出家の一人、栗山民也さんに聞いた。

■世界が見つめる「日本の差別」
 国連人種差別撤廃委員会の報告
 前田 朗

ジュネーヴで、二〇〇一年に出された勧告(最終見解)はどう実現されたのか。
その日本政府報告がジュネーヴの国連人種差別撤廃委員会で審査された。
九年を経てほとんどなにも変わっていないことが明らかになり、
前回とほぼ同じ勧告を受けることになった。

◆アイヌは日本の先住民族だ
 阿部 ユポ

◆「国境なき人権」の実現を求めて
 細木 一十稔 ラルフ

■破壊と希望のイラク
 ファルージャから沖縄へ、ワセックさんの思い
 米軍の「残虐性」直視を
 高遠菜穂子

■信濃川「不正取水」問題に決着強行
 JR東日本と国交省、癒着の構図
 古川 琢也

JR東日本の社会的信用を地に落とした「信濃川水泥棒」事件の発覚から早一年半。
先月、同社は国交省に再申請を提出し、地元では「早ければ夏前にも取水再開か」との憶測も飛ぶ。
だが、再取水を許可するには、いまだ不透明な問題が多すぎるのが現実だ。

■生存のもやい直し
 ビッグイシュー基金
 希望は無限大
 野村 昌二

ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌
『ビッグイシュー日本版』が設立したNPO法人「ビッグイシュー基金」。
さまざまなかたちで自立をサポートするなか、スポーツなどの
同好会やイベントは、どのような支えになっているのか。

       

786号目次


       786号目次PDF

786号の注目記事
■編集長連続インタビュー13
 佐野章二さん ビッグイシュー日本代表
 聞き手 北村肇 本誌編集長

当事者が担い手になり
ボランティアが応援する

ホームレスが自ら販売者となる雑誌『ビッグイシュー日本版』。
この国では事業の成立が難しいと言われながら、創刊七年を迎え、徐々に定着しつつある。
しかし、社会から絆が失われていくなか、路上生活者の深刻な問題も尽きない。

■消えていくミツバチ
 ネオニコチノイド系農薬が人をも脅かす
 岡田 幹治

ミツバチの危機が続いている。
一夜にして何万匹もが大量死する事態が世界各地で起こり、地上からミツバチが消えつつある。
長年にわたって品種改良されてきたセイヨウミツバチ(以下、ミツバチ)は、
私たちに蜂蜜を与えてくれるだけではない。主要農産物の三分の二の授粉を担っている貴重な生き物だ。
仮に絶滅してしまえばそれらの作物は実らず、人類は生存できなくなってしまう。

■COP15と世界の行方
 「システム変革」なき温暖化対策は破局を引き寄せる
 古沢 広祐

温暖化への地球規模での対策が昨年末、コペンハーゲンで議論された。
巨額の資金の使われ方次第では、破局的プロセスの加速化も懸念される。
鍵を握るのは、地球市民的な主体形成の成否にある。

◆「温暖化データ改竄疑惑」をどう考えるか

COP15の直前、世界を唖然とさせた「温暖化データ改竄疑惑」。
温暖化の根拠は揺らぐのか――。“温暖化懐疑派”武田邦彦氏らと昨年末、
『温暖化論のホンネ』(技術評論社)を出した温暖化の専門家に意見を求めた。

■病院危機
 診療報酬の債権譲渡が野放し
 規制なく、賃金不払いを後押し
 村上 恭介

病院の収入源である診療報酬が金融機関に債権譲渡され、職員の賃金確保が懸念される事態が大阪で起きている。
医療機関を倒産の危機に追いやり、生存権を脅かす診療報酬債権譲渡には規制が必要だ。

■政官業の腐敗の象徴
 ごみ焼却炉談合に正義のメスを
 青木 泰

無駄な公共事業と天下り。旧政権の負の遺産をどう一掃するか?
日本最大のごみ焼却炉談合を通し政官業癒着の実態に迫る。

■奥谷京子 WWBジャパン代表
 地域から閉塞感を破る女性のための起業支援
 山岡 淳一郎

地域に雇用の受け皿がないなら自分たちで創出しよう。日本社会の「失われた一〇年」を経て、女性たちの起業熱は高まった。WWB(女性のための世界銀行)日本支部代表の奥谷京子は、そんな自立を夢見る女性たちをサポートしている。地域に密着し、手探りで閉塞状況を打ち破ろうとする「草の根の最前線」が、そこにあった。

■COP15と世界の行方
 「緑の資本主義」に対抗運動は連帯できるか?
 平沢 剛

反資本主義を掲げる対抗運動では、シアトル反WTOを上回る成功が期待されていた。
しかし、結果は……。浮かび上がった課題とは。