第21回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」佳作入選作
2011年2月4日4:08PM|カテゴリー:書庫|admin
ハイチ地震の傷跡
水島伸敏
ハイチ地震の傷跡(ハイチレポート第一部)
23万人という犠性者を出した、ハイチ地震。4ヶ月以上経った今ではほとんどニュースや新聞では目にしない、人々の記憶からはもう過去の出来事として薄らいでいる、その一方で最貧国に残された震災のつめ跡は広く、深い。
首都ポルトープランスから東に車で約20分走った郊外にペルマーという地域がある、ここに孤児院やシェルターホームが何カ所か隣接している。数ヶ月前、キリスト敵バプティスト派の団体がハイチの子供を許可なく海外に連れ出そうとした事件があった。彼らが人身売買に関わっているかどうかは別として、この国には手助けを必要としている子供が大勢いるのは事実である。
孤児院と呼ばれる所には養子が認められている施設と禁止されている施設との二つに分けられる。その一つ、養子ができるほうの施設H.I.S.Home For Childrenを訪ねた。中に入ってアメリカ人のスタッフが多いのにびっくりする、聞いてみたらみんなアメリカからのボランティアで、中には昨日着いた人もいるそうだ。個人差はあるが、1、2週間から数ヶ月居る人もいるそうだ。出迎えてくれた責任者の一人のクリスさんが案内をしてくれた。
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