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石原都知事の差別発言 抗議イベント開催

 石原慎太郎東京都知事の差別発言を契機に発足した「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」が1月14日、東京・なかのZEROホールで「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」を開催し、約350人が参加した。

 発端は昨年12月3日、「東京都青少年健全育成条例改正案」に絡んで、石原都知事が「テレビにも同性愛者が平気で出るでしょ」と発言。さらに同月七日、「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう」などと、差別発言を繰り返した。

 今回の抗議イベントでは、性的マイノリティの当事者や関係者として活動をしてきた人々によるパネルディスカッションが行なわれた。  

 レズビアンやバイセクシュアルの女性のためのコミュニティ「LOUD」代表の大江千束さんと小川葉子さんは、16年ほど実生活をともにしているパートナー同士。彼女らは「LOUDにくる人々は自分の性的指向を隠している人々が多い。社会的な認知や、公的住宅の入居、保険制度など、同性愛者のパートナーシップにたいする社会的、法的制度が整っていない」と指摘した。

 若者の友人捜しを支援するNPO法人ピアフレンズの石川大我さんは、「仲間がいないと自分だけが特殊なのかと孤立してしまう。同性愛者の自殺企図率はそうでない人に比べて高い」などと、同性愛者が置かれている現状を語った。
(原田成人・業務部、1月21日号)

「大逆事件百年後の意味」を問う院内集会

 100年前、天皇暗殺を企てたとして、社会主義者の幸徳秋水ら12人が死刑、12人が無期懲役になった事件があった。世に言う「大逆事件」である。

  自白を強要する取り調べ、証人申請は全く認められず、大審院一審のみのスピード裁判。そして判決からわずか6日後の1911年1月24日に、幸徳秋水たち11人(1人は25日)が処刑された。

  処刑の日からちょうど100年の今年1月24日、院内集会を開催し、冤罪、表現の自由、民主主義への弾圧などの大逆事件の現在に続く大きな問題点を共有し、「大逆事件百年後の意味」を共に考える集会が参議院議員会館内で開かれる。

  開催概要は下記の通り。

 日 時 : 1月24日(月)12:00~13:30

 場 所 : 参議院議員会館B107会議室

 講 演 : 鎌田 慧(ルポルタージュ作家)

                大岩川 嫩(「大逆事件の真実をあきらかにする会」世話人)

リレートーク :早野 透(桜美林大学教授・元朝日新聞記者)、安田 好弘(弁護士)、中森明夫(作家)ほか

 メッセージ : むのたけじ(ジャーナリスト)ほか

 ■問い合わせ:福島みずほ事務所TEL03-6550-1111  今野東事務所TEL03-6550-0811