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伊方原発仮処分、即時抗告審
四電伊方原発はダメージゾーンに立地

脱原発弁護団全国連絡会|2019年9月29日7:00AM

伊方原発運転差止仮処分即時抗告審第1回審尋期日後の記者会見を兼ねた報告集会。(9月11日、広島弁護士会館)

9月11日、広島高裁で伊方原発運転差止仮処分の即時抗告審の審尋期日があり、当事者双方から裁判所へのプレゼンが行なわれた。

住民側は、早坂康隆准教授(広島大学、構造岩石学・地質年代学)により、伊予灘ハーフグラーベン(巨大な基盤の凹み)の形成運動が継続しており、中央構造線が活断層であること、伊方原発は中央構造線の断層および断層運動で形成された断層近傍の割れ目帯ダメージゾーンの上にあること、四国電力の活断層調査が不十分であることをわかりやすく解説した。

また、福島原発事故の教訓を踏まえて、不確実性を保守的に考慮した司法判断をすべきこと、火山ガイドが不合理であることや、原発事故の被害の甚大さ、避難が困難であることについて説明した。

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