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安倍退陣求め、国会前に2万7000人集結
「野蛮国家へ逆行している」

薄井崇友|2018年6月25日3:53PM

国会正門前ステージでスピーチする沖縄平和運動センター議長の山城博治さん。(撮影/薄井崇友)

台風が近づき降雨に見舞われた6月10日、国会議事堂正門前に市民2万7000人(主催者発表)が参集。民主主義を破壊し続け、腐敗と暴走の安倍晋三政権を即刻退陣に追い込もうと、「安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動」を開催した。

主催は、「6・10国会前大行動実行委員会」で、同実行委員会には、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、安倍9条改憲NO!全国市民アクション、未来のための公共など20を超える市民団体が参加した。

14時、司会の諏訪原健さん(元SEALDs)が「嘘をつくな・まともに答えろ・セクハラ許すなとか、当たり前のことを散々言わなければいけない今の政治はまったくおかしい」と訴えスタート。

立憲デモクラシーの会で安保法制廃止と立憲主義の回復を求める市民連合の山口二郎さん(法政大学教授)は、「今の日本の惨状は近代国家の崩壊、野蛮国家へ逆行している。近代国家は、権力者といえどもルールや国民の権利を守り、働く人はモノではなく尊厳を持っている。しかし、安倍政権は政治の面でも経済の面でも転覆して野蛮な国へ向かっている」と述べ、「後世から何をやっていたのだと言われないように、すべての市民と野党が共に闘い人権を無視する腐った権力者から権力を奪うことが我々の責任だ」と訴えた。

沖縄平和運動センター議長の山城博治さんは「安倍を倒すために全国で手を繋ごうではありませんか。戦争への道まっしぐら、アメリカのためなら何でもやる、そんな政治に早く別れを告げたい。8月には辺野古の海を埋め立て始めると言います。皆さん我々に力を貸して下さい。力とは安倍を倒すこと」と訴え、「今こそ立ち上がろう……」と辺野古抵抗の歌を歌い、参加者と大合唱になった。

立憲野党からは、福山哲郎(立憲民主)、小池晃(共産)、たじま要(無所属の会)、吉川元(社民)の各議員が順次スピーチ後に、一同に登壇し安倍政権打倒を誓った。その他、参加団体から多数の代表者が登壇。安倍政権の「働き方改革」には「高プロは毒饅頭、過労死推進法案だ」と厳しい批判があった。16時、行動提起に続き「安倍政権をみんなで倒そう」のコールを響かせ終了した。

東京都渋谷区から参加した女性は、「早くデモをしなくていい国にしたい。こんな理不尽な姿を子どもたちに見せ続けられない」。国会前の反原発金曜抗議に参加している神奈川県の男性は、「命より金になっている安倍政治を終わりにしないと。今まで300回近くデモなどに参加しているが、今日はワンイシューじゃなく多数の団体から問題の指摘がありよかった。可能性を感じた」と話した。

(薄井崇友・フォトジャーナリスト、2018年6月15日号)

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