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立憲民主党と市民が大対話集会を開催 国民の政治を取り戻せるのか

2018年2月13日10:08AM

市民の質問に答える中央の枝野幸男代表。向かって右側順に池田真紀、有田芳生、山川ゆりこ、阿久津幸彦、左側順に大河原まさこ、堀越けいにんの各議員。(撮影/薄井崇友)

「立憲民主党をつくったのは枝野幸男ではありません。あなたです。草の根から前に進む、新しい民主主義を一緒に目指しませんか」。昨年の総選挙での枝野幸男立憲民主党代表の演説は記憶に鮮やかだ。

この理念の実現にはフラットな対話の積み重ねが大切だと、400人超の市民と16人の立憲民主党(以下、立民)の国会議員が、1月28日、東京都文京区民センターで一堂に会し「市民と立憲民主党との大対話集会」を開催した。

主催は「市民と立憲民主党との対話集会実行委員会」で、呼びかけ人と賛同人は合わせて150人(1月27日現在)を超えている。

会の進行は、市民が事前に意見や質問をファクスや電子メールで実行委員会に送り、当日参加した質問者がマイクの前で詳細な質問をし、第1部は枝野幸男代表が第2部は各議員が回答をした。

18時、司会の開会挨拶に続き、呼びかけ人で元国立市長の上原公子さんが「今までの政治は市民不在だったのではないか? そこに立民ができた。新しい風・真の民主政治になるように今日の討論会を設定した。真の国民の政治を取り戻すチャンスを得たと感じている。さあ出発という会にしたい」と話し会場が拍手に沸いた。

第1部のテーマは「市民と立民のつながりをどのようにつくっていくのか」で23の質問があった。

パートナーズ制度など市民との連携についての問いに枝野幸男代表は「草の根の暮らしの声と結びついた政治を取り戻したい。これまでは政党が市民をどう巻き込むかだった。私たちの発想は逆で、国民の皆さんが政治参加をするのに、如何に使い勝手のいい道具に立民がなるかです。あくまでも主体は皆さん、私たちは道具。どういう使い勝手にしたらいいのか?という発想でパートナーズ制度を考えた。それは皆さんの側が集会を設定し議員を呼んで現場の声を聞かせていただく、この集会こそがパートナーズ制度です。春にはインターネットでパートナーズの登録を始めたい」と話した。

第2部は「主要な政策をめぐって」と題し39の質問があり「憲法9条改定への姿勢」や「若者の貧困問題」「社会保障と税制」などが問われ各々の議員が回答。21時、実行委員で東京都練馬区議の池尻成二さんが閉会挨拶。

閉会後に池尻さんは「対話を始める場と空気をつくることができいい議論だった。今後の課題を実行委員会で吟味し、更に前に進めたい」と述べた。

参加者からは「市民の声を届ける道具になるというのが心に響いた」(埼玉県所沢市、60代男性)や「市民と政党にいい緊張関係があった。市民の手で政策がつくれる手応えを感じた」(千葉県船橋市、女性)などの声が聞かれた。

(薄井崇友・フォトグラファー、2018年2月2日号)

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