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山城博治氏釈放へ会見「同情でなく連帯を」

山城博治氏の釈放を求める会見。左から佐高氏、落合氏。(ほかに鎌田氏が出席)(写真/斉藤円華)

山城博治氏の釈放を求める会見。左から佐高氏、落合氏。(ほかに鎌田氏が出席)(写真/斉藤円華)

沖縄の辺野古や高江での米軍基地建設反対運動を中心的に担い、逮捕勾留されている山城博治氏らの釈放を求める会見が1月12日、東京都内で行なわれた。

呼びかけたのは小山内美江子、落合恵子、鎌田慧、澤地久枝、佐高信の各氏。山城氏は昨年10月に器物損壊容疑で逮捕され、その後も公務執行妨害等の疑いで再逮捕が重なった。2015年には悪性リンパ腫を患い入院。その後退院したが、長期勾留で健康状態が危ぶまれる状況だ。

山城氏への接見を重ねてきた照屋寛徳衆議院議員は、「今後も週1回は接見に行こうと思う」と述べた上で「同情ではなく連帯を。みなさんの力を貸してほしい」と呼びかけた。

落合氏は、国が沖縄の民意を無視して工事を強行する中、山城氏が長期にわたり勾留されている状況を「琉球処分と同じことが形を変えて行なわれようとしている」と表現。「(基地建設工事の警備に動員された)警察官の『土人発言』も国の沖縄への姿勢の表れだ」と訴えた。

山城氏が微罪容疑で勾留が3カ月にわたる一方、抗議する住民側には警備により多くのけが人が生じている。国の暴力は「野放し状態」だが、抗議の現場を撮影した動画が「反対派による暴力の証拠」としてネット上に公開。落合氏は「市民を分裂させたい、との意図がある。それで得をするのは誰か」と話した。

(斉藤円華・ジャーナリスト、1月20日号)